第22回ハノイ日本語教育セミナーに参加しました

 Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムハノイで翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。

 当社/当センターのホームページは

http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

です。よろしくお願いいたします。

第22回ハノイ日本語教育セミナーに参加しました。

 2009年12月13日、VJCCハノイで第22回ハノイ日本語教育セミナーが行われました。当社/当センターのスタッフも参加させていただきました。

 今回のセミナーのテーマは、「新しい教授法―――仮名表記・発音・敬語」というもので、

  • 「サイレント・ウェイ式」に基づいた五十音表の説明、使用法
  • 「ヴェルボ・トナル法」という発音指導法の説明、使用法
  • 待遇表現(と敬語)を教えるときのポイント

という内容でした。

 当社/当センタースタッフにとって、3番目のテーマが一番興味深く感じられました(1番目のテーマ、2番目のテーマに関しては、よくわからなかった点もありますので、当エントリーでは取り上げません)。

 3番目のテーマのタイトルは「日本語教育における待遇表現の指導」です。最初に従来の敬語分類の問題点を指摘した上で、「尊敬語」、「謙譲語」、「丁寧語」、「丁重語」、「美化語」の5分類とするほうが適切ではないか、とのこと。続いて、待遇表現のとらえ方、教え方の原則、学習上の問題点に触れられていました。

 実感が持てるような待遇表現使用ということで、クラスでのちょっとしたやり取りを上手に待遇表現学習の機会に活用されていて、とても参考になりました。当社/当センターの日本語教育でも取り入れたいと考えています。

 最後に講師の方による「楽器演奏」(?)もあり、音楽的にどうなのかはあまりよくわかりませんでしたが、パフォーマンスとしてはおもしろく楽しめました。

 関係者の方々、ありがとうございました。

関連情報(2010年2月18日追記)

http://www.gsjal.jp/kawaguchi/index.html
 第22回ハノイVJCC日本語教育セミナー講師の川口義一氏のホームページ

 川口氏のホームページには2010年2月上旬に公開された

http://www.gsjal.jp/kawaguchi/sw.html
サイレント・ウェイ式仮名導入表

というページもあります。

第22回ハノイVJCC日本語教育セミナーの写真

 ハノイVJCC日本語教育セミナーの様子を当社スタッフが撮影した写真でご紹介します。


写真1 「サイレント・ウェイ式」に基づいた五十音表の説明


写真2 「楽器演奏」(?)する川口氏

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

 当社/当センターのホームページは

http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

です。

 ご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへよろしくお願いいたします。

 今後とも当社/当センターをよろしくお願いいたします。