2013年2月、ハノイ日本語教育セミナーに参加しました

 Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムの首都ハノイベトナム北部で翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。

 当社/当センターのホームページは

http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

です。よろしくお願いいたします。

2013年2月、ハノイ日本語教育セミナーに参加しました

 2013年2月23日、VJCCハノイハノイ日本語教育セミナーが行われました。当社/当センターのスタッフも参加させていただきました。

(以下、当社/当センターのスタッフによるまとめです。)

 セミナーのテーマは「ベトナム人学習者のための音声教育」というものです。

 今回のセミナーは、ベトナム人学習者の日本語の発音の中で、特にアクセントやイントネーション、リズムを日本語らしく聞こえるように改善するためにはどのようにしたらよいのか、ベトナム語の発音と比較対照しつつ進めるという内容でした。改善の具体的方法として、シャドーイングが取り上げられていました。一方で、「ツ」と「チュ」の混同、「ザ」と「ジャ」と「ヤ」の混同など単音の発音の問題については、今回のセミナーではあまり取り上げられず、簡単に触れられていた程度のようです。

 今回のセミナーの講師の方々が作成されたセミナーのレジュメには、ベトナム人日本語学習者の発音に不自然さがあるというご指摘がされていて、確かにその通りであると思わないでもないのですが、もしそうであれば、ベトナムで日本語学習者を教えている日本語教師の方々(大変失礼なご指摘で申しわけありませんが、特に一部のベトナム人日本語教師の方々)の発音に不自然さがあるという問題、ベトナムでは日本語を使用する環境があまり十分ではないという問題も原因としてあるのではないかとも思われました。

 今回のセミナーで改善の具体的方法として取り上げられたシャドーイングですが、ベトナムの大学の主専攻等で日本語を系統的、専門的に教えられているところでしたら、シャドーイングの導入・活用は可能なのでしょう。しかし、そもそも大学や一部の中等教育機関以外では、日本語教師の側でも日本語学習者の側でもシャドーイングできる環境を準備をすることがなかなか難しいのではないでしょうか。(大変すみません、もしベトナム日本語教育に関わっている方々で、ご自分の学校、日本語センターで実際にシャドーイングを導入、活用されているという方々がいらっしゃいましたら、お知らせいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。)

 こちらの不勉強もあり、ベトナム人日本語学習者の発音の不自然さをどのように改善すればよいのかという肝心の点は、結局、あまりよくわかりませんでした。しかし、どのような原因で不自然さが生じているのかに関してはセミナーの講師の方々の解説のおかげで、相当理解が進み、大変勉強になりました。

(当社/当センターのスタッフによるまとめです)。

 セミナーに参加させていただいて感謝しております。関係者の方々、ありがとうございました。

関連情報(2013年4月30日追記)

http://jpf.org.vn/jp/2013/01/26/japanese-education-seminar-022013/
日本語教育セミナー「ベトナム人学習者のための音声教育」

 日本語教育セミナーのご案内です。

日本語教育セミナーを行いました(PDFファイルです)

 日本語教育セミナーの内容をまとめたものです。とてもわかりやすくまとめられています。

ハノイ日本語教育セミナーの写真

 ハノイ日本語教育セミナーの様子を当社スタッフが撮影した写真でご紹介します。


写真1 ハノイ日本語教育セミナーの様子

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

 当社/当センターのホームページは

http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

です。

 ご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへよろしくお願いいたします。

 今後とも当社/当センターをよろしくお願いいたします。