前代未聞のニセ日本語学校がベトナムの日本留学エージェント、留学希望者を騙す事件が発生

前代未聞のニセ日本語学校ベトナムの日本留学エージェント、留学希望者を騙す事件が発生

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 2014年(もしかしたら、2015年?)に東京都で設立された会社が「杉並外国語学院」という名の日本語学校を自称し、ベトナムの日本留学エージェントを騙し、日本への留学を希望するベトナム人約70人から1人当たり約100万円の学費等の諸経費を送金させた後、連絡が取れなくなっているようである、ということが報じられているようです。
 詳細は、今日(2019年3月25日)掲載された西日本新聞の下記の記事をご覧ください。
https://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/article/496842/
留学詐欺?ベトナム人70人被害か 学納金100万円納めた後、連絡とれず 東京の日本語学校

 当社/当センターが調べてみたところ、件の日本語学校(と自称している会社)のウェブサイトはすぐに見つかりました。下記のURLです。
http://suginami-gakuinn.com

杉並外国語学

 上記の記事で取り上げられている日本語学校(と自称する会社)のウェブサイトを大ざっぱに一読しました。大ざっぱに一読したかぎりでは、日本語が多少おかしいところがあるとは思いましたが、機械翻訳などを利用したウェブサイト等によく見られる)ひどい日本語が使われているとまでは言えないようです。ベトナムの日本留学エージェントで騙されたところが出ている(ようである)のは、けっしておかしいことではないのかもしれない、と(初見で)思いました。

 西日本新聞は、今日(2019年3月25日)、上記の記事とは別の当件に関する記事も掲載しているようで、その記事にはさらに詳しい状況が報じられています。
 下記の記事です。
https://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/article/496846/
画像切り貼り「偽サイト」で信用演出 留学詐欺疑惑会社 所在地はマンション 実態なし

 上記の2番目の記事を以下に引用します。

 学院のホームページ(HP)の内容を調べると、インターネット上から無断盗用した画像や文章で作られた偽サイトであることが分かった。「だまされた留学仲介業者は10社以上」との情報もあり、被害拡大が懸念される。
 学院が偽造したとみられる「在留資格認定証明書」の画像は本物と同じ書式で、プロの仲介業者にも見分けが付かない精巧さ。画像を信じて仲介業者は学納金を送金し、証明書の原本が届き次第、日本大使館にビザを申請する予定だった。
 海外の仲介業者が日本語学校の信頼性を確かめる場合、主な手段はインターネットだ。学院HPには「充実した施設」とのうたい文句で、机が整然と並ぶ広い教室の画像に「耐震性のある自己所有の校舎」「24時間休日も使える自習室、PCルーム」「学生ラウンジ、駐輪場完備」との説明も添えられている。
 だが、学院の所在地とされる杉並区のマンションを訪ねると、HPのうそは一目瞭然。建物は古く、自己所有の校舎も24時間対応の部屋もない。2階フロアの扉にワープロ文字で「教職員室」「第一教室」「図書室」と記した紙がテープで貼られているだけだった。
 呼び鈴を鳴らしても応答はなく、学生や教職員の姿もない。1階に入居する飲食店員は「中国人がフロアを買い取り、1室だけ中国人に貸しているとは聞いたが開校された実態はない」と証言する。2年前から2階に住む中国籍の女性は「人の出入りは一度も見たことがない」と言う。
 この学院HPに使われている広い教室は一体どこの写真なのか。画像検索すると、ネット上に広く出回っている画像と一致した。さらに校長や教職員として掲載された顔写真や「学生寮」「アルバイト先」とされた画像は、確認できただけで日本語学校や専門学校計8校、不動産会社や求人会社計10社のHPから盗用されたものだった。
 文章も、都内の有名私立高や九州の私大など7校のHPからコピーしていることを確認。寄せ集めの画像と、日本人が読めば怪しいと気付く不自然な文章ではあるが、福岡の日本語学校関係者は「学院HPは一見まともに見える。日本語が多く、外国人がうそを見抜くのは難しい」とみる。

 当社/当センターが確かめた範囲でも、

http://suginami-gakuinn.com

杉並外国語学

の一部の写真や一部の文面は、他の日本語学校や専門学校から借用したものであるように見受けられました(もっとも、日本の日本語学校や専門学校のウェブサイトにある文章や写真は、非常に似通ったものが多いように思われ、また、学校の日本語教師や講師の写真なども在籍していない教師、講師の写真を使い回していたケースを数ケース以上知っていることもあり、当社/当センターは、杉並外国語学院で使用されている画像や文面が盗用と断定できるものなのかどうかはよくわかりませんでした)

 上記の2番目の記事には、『偽造したとみられる「在留資格認定証明書」の画像は本物と同じ書式で、プロの仲介業者にも見分けが付かない精巧さ』だった、とあります。

 当社/当センターの推測に過ぎませんが、精巧に偽造された在留資格認定証明書と同様に、法務省の告知校であることを証明する書類も偽造書類がつくられ、偽造書類を提示、または、偽造書類のコピーを渡す等のことで、ベトナムの日本留学エージェントを騙した可能性があるのではないかと思いました。
 愛知県で行政書士をされている柴田氏は、下記のツイート

 で、日本の技能実習制度の場合、日本の監理団体が許可を持っているかどうかということ、(ベトナムや送り出し国の)送り出し機関は認定されているかということ、また、処分されてないかということなどを双方が確認するものだが、日本留学エージェントと日本語学校はそのあたりのところが甘いのかもしれない、ということをご指摘されています。柴田氏のご指摘されている点は、おそらくその通りなのではないかと思われます。

 今までは狎れ合いでやってきたようであるベトナムの日本留学エージェントと日本の日本語学校(や専門学校)との関係ですが、このような事件が発生したことで多くのベトナムの日本留学エージェントは日本の日本語学校(や専門学校)への対応を変えざるをえなくなるのかもしれません。

入国管理局の担当者の方のご発言はあまりにも冷淡では?

 西日本新聞の1番目の記事によると、西日本新聞の取材に対して、入国管理局の担当者の方(方々)は、

法務省入国管理局入国在留課は「(学院は)告示校ではなく、留学生受け入れはできない。もし事実であれば刑事事件になるが、うちが介入できる話ではない」 

 とご発言されたようです。おそらくご自身の業務の担当外、管轄外の事件だということをおっしゃりたかったのだろうとは推測していますが、日本の日本語学校を自称する会社の詐欺で、ベトナムの日本留学エージェントだけではなく、ベトナムにいるベトナム人の被害者が実際に70人前後出ている(おそらく)前代未聞の事件のようであり、もう少し親身なご対応、ご発言はできないものかと感じてしまいました。(悪い意味で)お役所的といえばお役所的なご発言なのでしょうが、ずいぶんと冷淡なご対応、ご発言ではないかと思わされました。

日本語学校業界「日本語教育振興協会」の関係者のご発言はまるで他人事?

 日本語学校の業界団体(の1つ)である日本語教育振興協会
https://www.nisshinkyo.org/
の関係者の方は、西日本新聞の2番目の記事によると、

 日本語教育振興協会の高山泰専務理事は「少なくとも『告示校』かどうか、手軽に検索できる公的な情報提供の仕組みを構築すべきだ」と提案している。

とあり、また、西日本新聞の1番目の記事によると、

日振協の高山泰専務理事は「ベトナムとの関係悪化や被害の拡大を防ぐため、まずは注意喚起が必要だ」と話している。 

とご発言されたようです。高山氏という方のコメント、数年前の日本語教育振興協会に加盟していた日本語学校が引き起こした事件に対するコメントもそうでしたが、今回のコメントもおよそ当事者意識が感じられない、他人事のようなご発言ではないか、と思いました。

 多くの方々がご存知のように、東日本大震災後の2011年、2012年以降、日本各地でのベトナム人私費留学生の急増は、最近数年間のコンビニエンスストアの店頭でアルバイトするベトナム人私費留学生やヤマト運輸などで夜勤でアルバイトするベトナム人私費留学生を出現させ、現時点(2019年3月の時点)ではそのようなことがだんだんと当たり前のようになりつつあり、ある意味、社会現象と言ってもよいのではないかというような状況ですが、現時点(2019年3月下旬)においても、日本語教育振興協会のウェブサイト
https://www.nisshinkyo.org/

日本語教育振興協会
は、依然として、ベトナム語に対応していないようです。最近6、7年はベトナム人の留学希望者、留学生、日本留学エージェントからのアクセスも多いであろうにもかかわらず、ご自身の所属されている団体のウェブサイトがいまだにベトナム語未対応で、先ほどのようなご発言をされているのは、業界団体としての怠慢を棚上げしているように思えてなりませんでした。

当社/当センターの事件に対する(現時点の)所感

 当社/当センターの日本人スタッフは、先ほど下記ウェブサイトを再度大ざっぱに読みました。

http://suginami-gakuinn.com

杉並外国語学

 大ざっぱに読んだ範囲では、ウェブサイトの日本語の一部がおかしい、一部の表現が中国語の借用表現(っぽい表現)で変である、と思うぐらいの認識ぐらいしか(初見では)持てなかっただろうと思っています。

 以前は比較的長期間日本留学関連事業をしていた当社/当センターからしても、日本の日本語学校を称する会社が、ベトナムの留学エージェントを手玉にとり、約70人のベトナム人留学希望者から100万円前後のお金を受け取り、行方をくらます事件が起きるとは思いませんでした。

  わかっていたことではありますが、日本の私費留学業界の魑魅魍魎ぶりはすごい、とあらためて実感させられました。 

 最後になりますが、この事件で被害に遭われたベトナム人留学希望者の方々とご家族の方々が日本の日本語学校を称する会社による詐欺で取られた100万円前後のお金が少しでも取り返せますよう、少しでも救済が受けられますよう、お祈り申し上げます。

関連情報

 法務省のウェブサイト内にある「告示された日本語教育機関等」(PDFファイル)

http://www.moj.go.jp/content/000107266.pdf

告示された日本語教育機関等

 法務省の上記のリストに掲載されていない日本語学校は、日本国外から留学生を受け入れることができないという規則があります。「杉並外国語学院」は掲載されていないようです。

 

 当社/当センターは、下記のエントリー

https://anhsao.hatenablog.com/entry/20170228/p1

当社/当センターのベトナムでの日本留学関連事業、一時休止のお知らせです

でご案内したように、約2年前に日本留学事業を休止して再開の見込みを立てられないでいるのですが、現在(2019年3月)でも、上記のような事件が発生してしまうような状況を見て、当面の間、再開の見込みは立てられないのだろう、と感じさせられました。しかたがありません。

 

  日本語学校の同業者団体である日振協のウェブサイトでベトナム語版による学校情報が提供されていない件に関して、そのことを指摘する当センター(の日本留学関連アカウント)のツイートの一例を挙げておくことにします。

 

 

 

 

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ベトナム、ハロン湾で日本人男性が死亡したようです

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ベトナムハロン湾で日本人男性が死亡したようです

 大変残念ですが、昨日(2019年3月3日)、ベトナム北部の景勝地ハロン湾のクルーズ船が発着する港の埠頭で、日本人男性の方が足を踏み外して海中に転落し、転落後救助され病院に運ばれたようですが、死亡したようです。詳細は下記の記事をご覧ください。

Japanese man dies after falling off cruise ship in Ha Long Bay

ハロン湾で邦人男性死亡 世界遺産、海に転落

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190304-OYT1T50124/

60代日本人男性が転落死…ベトナム世界遺産

 

 ベトナムハロン湾の観光船の事故は何回も発生しているようです。

 比較的最近では、約2年前の2017年2月にオーストラリア人観光客の方の死亡事故が報じられたようです。

Australian tourist found dead in Ha Long Bay

 約8年前の2011年2月には観光船沈没で日本人観光客も含む12名の方々が死亡する事故、事件が起きています。その事故、事件に関しては、当社/当センターの以前のエントリー

https://anhsao.hatenablog.com/entries/2011/02/17

ベトナムハロン湾の観光船沈没事故

もご参照いただければ幸いです。

 大変すみません、当エントリーは、当社/当センターが2019年3月4日の日本時間23時30分の時点までに収集した情報にもとづき、まとめています。現時点では不確定の情報もあるようですので、その旨、ご了解いただいた上で、ご参照いただければ幸いです。

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ベトナムに関する様々な情報や当社/当センターからのお知らせを更新してきました。
 実は、サービスを利用させていただいている株式会社はてなの要請
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20180830/blog_unify
2019年春「はてなダイアリー」終了のお知らせと「はてなブログ」への移行のお願い
により、はてなダイアリーでの更新が続けられなくなったため、株式会社はてなはてなブログに移行することにしました。

 新しいブログは下記のURLです。

http://anhsao.hatenablog.com

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により、はてなダイアリーでの更新が続けられなくなる予定のため、
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/
での更新は、当エントリーの更新が最後になります。

 当社/当センターの顧客の方々、当社/当センターに関わったすべてのみなさま、当社/当センターのブログをお読みいただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。あらためまして感謝申し上げます。

 なお、新しい当社/当センターのブログに関しては、後日、当社/当センターのウェブサイト

http://www.anhsao.org

でお知らせしたいと思っています。

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2019年旧正月(テト)休みのお知らせ

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2019年旧正月(テト)休みのお知らせ

 ご不便とご迷惑をおかけして大変申しわけありません、2019年の旧正月(テト)にともない、当社/当センターは2月1日から2月17日までやや長めのお休みを取らせていただきます。旧正月(テト)休み時のご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comまでよろしくお願いいたします。

 大変すみません、現在、当社/当センターの日本人スタッフ、ベトナム人スタッフは外出していることも多く、お電話でご連絡いただいても不在の場合もございます。大変申しわけありませんが、当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへご連絡いただけますようお願い申し上げます。

 ご不便をおかけして申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。

 ご参考までに、2019年の旧正月(テト)の元日は2月5日のようです。ベトナムの公的機関や企業は、早いところでは今週初めから、遅めのところは1月31日か2月1日あたりから2月10日〜2月12日ぐらいまでお休みのところが多いようです。ベトナムでのビジネスや観光のご予定がある方々、お気をつけてください。

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

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日本で「偽装留学生」問題を追っている出井氏のベトナム訪問記事に関して

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日本で「偽装留学生」問題を追っている出井氏のベトナム訪問記事に関して

 留学資金が足りないにもかかわらず無理な形で日本に私費留学している外国人私費留学生の悲惨な境遇や悪質な日本語学校の存在を取り上げ一時期大きな話題になった『ルポ ニッポン絶望工場』という書籍の著者、そして、「偽装留学生」を追った雑誌記事の執筆者と知られている出井康博氏が、ベトナムを訪れたときのことを株式会社ウェッジのウェブサイトに4回に分けて記事にされていました。下記の連載記事です。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14168
なぜ、日本は「偽装留学生」大国になったのか?

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14169
ベトナム人が夢見る「1カ月で年収が稼げる国」

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14170
なぜベトナム人青年の家族は「一家離散」となったのか?

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14171
ベトナム人の「親日」はいつまで続くのか?

連載記事で注目すべきところ

 4本の連載記事の中で、第3回の記事
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14170
なぜベトナム人青年の家族は「一家離散」となったのか?
は、日本の日本語学校から失踪した元留学生のベトナム人が抱えていた事情やタイビン省の地方農村の様子もわかるもので、とても良い記事だったように思われます。

 ただ、第3回の記事は興味深く読んだのですが、第3回の記事の周辺事情や背景に迫る内容が第1回、第2回、第4回に見当たらないようで、当社/当センターにとってその点は物足りなさを感じさせられました。

 当社/当センターが把握している範囲では、日本の相当数の日本語学校は、特に2012年以降、学校により、時期により、第3回の記事のタンさんのような人を相当の人数受け入れてきたのではないかと思われます。第1回の記事のタイトルに「なぜ、日本は『偽装留学生』大国になったのか?」とあったもので、その当時、日本語学校側がどのようなチェックをしていたのか、そして、審査を行う立場の入国管理局がどのような審査をしていたのか、どのようなところに大きな問題があったのか、そのあたりのところまで踏み込む記事、迫る記事なのかもしれないと予想していたもので、そのようなことが取り上げられていない(ようである)ことを残念に感じました。

大よそ一昔前、二昔前の古色蒼然とした認識に基づく一文

 申し上げにくいことなのですが、第1回、第2回、第4回の記事で出井氏が書かれていたベトナム事情に関する情報は、事実誤認と思われかねないような古びてしまっている情報や誤解を生みかねない不明確な情報が一部に含まれているように思われました。

 その典型的な例は、第2回の記事

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14169?page=2

の中段あたりで、

「20万〜30万円」といえば、ベトナム庶民の年収に匹敵する金額だ。

と書かれているところです。前後に関連する記述がなく、その1文しかないようなのですが、第2回の記事のタイトルが「ベトナム人が夢見る『1カ月で年収が稼げる国』」とあるので、タイトルを支えるポイントになる重要な一文なのではないかと思われます。

 当社/当センターが把握している範囲では、現時点(2018年の時点)で、ハノイホーチミン市では、(日系企業も含む)外資系企業の会社員も、ベトナム企業の会社員も、20歳代、30歳代で日本円で数万円〜十数万円相当のサラリーをもらっている人が相当多いようであり、会社や公的機関でもらうサラリーの他に副業をしている人も少なくないようです。

 そして、現時点(2018年の時点)で、ベトナム北部の地方都市で日本円で月2万円〜2.5万円に相当するぐらいの給料というのは、仕事を始めたばかりのあまり経験がない若い人が我慢できるというぐらいの水準の給料のようであり、ベトナム北部のそこそこの地方都市やその周辺地帯で労働者として働いている一般のベトナム人にとっては、もっと給料をもらわないとやっていけない、割に合わないという金額なのではないかと思われます。

 『「20万〜30万円」といえば、ベトナム庶民の年収に匹敵する金額だ。』ということが成り立ちそうなのは、ベトナム北部や中部の山間や僻地で貧しい生活を強いられているベトナム人、特に少数民族ということなら、十分にあり得ることのように思われるので、まったくの見当違いというわけではないようです。しかし、ハノイ市を取り上げている記事の中にそのような一文があるため、ハノイのことを取り上げたということでも、ベトナムの地方を取り上げたということでも、大よそ一昔前、二昔前ぐらいの古色蒼然とした情報なのではないかということは否めないのではないかと思いました。

 ベトナム在住が比較的長い複数の日本人の方々も、上記の一文に関して大きな違和感を持たれていたようで、当社/当センターがツイッター等のSNSをチェックした範囲で、出井氏の上記の記事の該当箇所に関して、

  • 庶民とは地方の労働者のことなのか?
  • いい加減な記事。「ベトナム庶民」とひとくくりにしているのが適当さを表してる。
  • 日本で流れてるベトナム記事の中にはとんでもないものが相当数ある。、、ベトナムに来て現地の人に確認しに来たのかと思ったら、自分たちの書きたいこと以外は「それは必要ない」と言う。
  • ベトナム南部なら、地方で年収20万〜30万円というケースはないわけではないだろうが、少ないと思う。

というようなご感想やご意見を述べられている方々がいました。(大変すみません、文意を可能なかぎり損ねないように注意し、当社/当センターのほうで表現等を改変したものを掲載しています。)

 実は、出井氏は第3回の記事で『ベトナムの賃金は日本よりはずっと安く、ハノイのような都市部でも3〜4万円といったところだ。それでも仕事は見つかるため、多額の借金を背負ってまで日本へ「留学」しようとはしない』ということも書かれているようですが、記事を読まれた大半の方々にとっては第2回のタイトルとも関連している上記の『「20万〜30万円」といえば、ベトナム庶民の年収に匹敵する金額だ。』という箇所のインパクトが強いのだろうと思っています。


 その他の点として、第2回の記事では、

 「ハノイで複数の日本語学校を経営し、1億円以上も稼いだと豪語している日本人もいる」(現地在住の日本人)

という箇所があるようです。上記のその箇所で『日本語学校』が意味するのが日本語教育がメインの事業である日本語センターなのか、または、日本留学エージェントの日本語センターなのか、技能実習生送り出し機関の日本語センターなのかということがはっきりと書かれていないばかりか、おそらく出井氏もきちんと確かめられてはいないのではないかと推測しています。仮に書かれている字句通りに「日本語学校」であるということなら、1番目の日本語教育がメインの事業である日本語センターということに該当するのでしょうが、ハノイ日本語教育サービスで稼ぐというのは非常に大変なことで、もし「日本語学校」で『1億円以上も稼いだと豪語している日本人』がほんとうに存在しているのなら、そのような人はたぶんにハッタリ屋か法螺吹きの類なのではないでしょうか。

ベトナム親日(国)なのか?

 当社/当センターとの見解の相違がある点として、第4回

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14171
ベトナム人の「親日」はいつまで続くのか?

で、出井氏がベトナム人は「親日」であるということを前提に話を進めている(ようである)ということがあります。

 当社/当センターはハノイベトナム北部で数年間以上日本語教育を行ってきましたし、翻訳サービスや通訳サービスなどの日本語に関連する事業もしているのですが、そのような当社/当センターからみても、日本語を学習しているベトナム人や日本のことに関心があるベトナム人を別とすれば、ベトナム人ベトナムという国が特に親日(国)であるとは言えないのではないかと思っています。日本のことや日本人、日本語に関心、興味があるベトナム人よりも、日本に関することにあまり関心がない、興味がないベトナム人のほうが圧倒的に多いようだ、ということを日頃から実感しています。そのようなことがあるもので、第4回の記事でベトナム人親日であるということが前提になっているようであることは不思議な感じがしました。

 第4回の記事で取り上げられている日本製品に関して、ベトナムで日本ブランドが信奉されているようなものもあるのは確かですが、家庭用電気製品や携帯電話などについては、韓国メーカーや中国メーカーが日本メーカーのシェアを奪っていった状況を目撃しています。ベトナムにいらっしゃった方々でホーチミン市ハノイ市内の大型電気量販店にいらっしゃった方々はよくご存知ではないかと思いますが、だいたいの大型電気量販店の店舗ではサムスンやLGといった韓国メーカーの製品がお店の一番良い場所を占めていることが多く、やや片隅で何とかがんばっている日本の大手メーカーの製品群を圧倒しているということがあるようですSONYの大型テレビなど例外的に目玉商品的な取り扱いの製品はあることはありますが、少数のようです)

 第4回の記事の末尾には、

 「留学生」として出稼ぎにやってくるベトナム人の多くは、日本で暮らすうちこの国を嫌いになっていく。借金に頼った留学費用の返済と学費の支払いのため、低賃金・重労働のアルバイトに酷使されるからである。借金返済に追われ、窃盗などの犯罪に走る留学生も増えている。ベトナムにおける対日感情を悪化させないためにも、“偽装留学生”の流入は早急に止める必要がある。

とあります。出井氏の上記箇所での主張にはごもっともな点はあると思った一方で、ベトナム親日(国)だというのは日本(人)の思い込みであることが多いように思われ、出井氏もそのような思い込みにとらわれていてそのように書かれたのか、または、ベトナム親日(国)であってもらいたいという思いを込めて書かれたのか、気になりました。

最後に

 繰り返しになりますが、第1回、第2回、第4回はそれほどではないように思われるものの、出井氏の連載記事で第3回の記事は、タイビン省の地方農村まで足を運ばれたのであろうということもあり、迫力を感じ、興味深く読ませていただきました。

 しかし、今回の連載記事は、全体的な印象として、出井氏が書いている既出の取材記事をなぞるような構成だったように感じられ、出井氏には大変失礼かとは存じますが、(第3回以外は)ワンパターンでやや退屈だった、という印象を受けてしまいました。

 前述したように、特に2011年に発生した東日本震災が起きた翌年(2012年)以降、日本の相当数の日本語学校は第3回の記事に登場するタンさんのようなベトナム人を私費留学生として相当の多人数受け入れてきた(ようである)ということがあります。その当時から現在にかけての日本語学校側のチェック体制や入国管理局の審査体制に大きな問題があったのであろうことはほぼ間違いないことのように思われるのですが、出井氏には今後その核心により踏み込み迫るご取材、記事のご執筆を期待しています。

 なお、現在、日本には出井氏が「偽装留学生」と呼ぶようなベトナム人が私費留学生として少なからず日本語学校や専門学校などに在籍している(ようである)一方で、ベトナム人私費留学生でそれなり以上の学習意欲や学習能力と私費留学できるぐらいの留学資金を持って日本の日本語学校や専門学校、短大、大学に私費留学している人もけっして少なくはないようです。当エントリーをお読みいただいている方々の多くはすでにご存じのことかと思われますが、そのことを付記しておきます。

関連情報

 当社/当センターのブログ、下記エントリー、

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20171207
2017年12月5日NHKクローズアップ現代+ベトナム人私費留学生をめぐる問題が取り上げられたようです(2017年12月7日)

では、出井氏が出演された昨年12月(2017年12月)の「NHKクローズアップ現代+」の番組に関して取り上げています。ご関心やご興味をお持ちの方々、ご参照いただければ幸いです。

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ベトナムの国産車メーカーのビンファストにはどのような課題があるのか

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ベトナム国産車メーカーのビンファストにはどのような課題があるのか

ベトナム最大のコングロマリットであるビングループ傘下のビンファストがどのように自動車の生産を行う計画であるのかということをまとめた記事をロイター通信が掲載しているようです。数日前に掲載された記事のようで、ご存知の方々もいらっしゃるかもしれませんが、自動車業界の今後、特にベトナムの自動車業界の今後にご関心、ご興味をお持ちの方々にとっては一読の価値があるように思われますので、あらためてご紹介させていただきます。下記の記事です。

https://jp.reuters.com/article/vingroup-vietnam-autos-idJPKCN1MF04V
焦点:迅速さと誇り、ベトナム初の国産車メーカーが賭ける夢(2018年10月5日)

 記事には触れられていないようですが、タイ(やインドネシア)のように自動車産業の集積ができていて裾野産業まで発展している国(々)とベトナムとは自動車の量産に関して大きく状況が異なるのではないかと思われ、ベトナム国内で自動車産業の集積ができるかどうかということ、または、ベトナム国内での自動車産業集積に代わる有効な解決策を見つけて実行できるかどうかということが、今後の注視すべき重要なポイントの1つになるのではないかと考えられます。

関連情報

 当社/当センターのブログ、下記エントリー、

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20170313
ベトナム国内で操業する多くの自動車メーカー、関連会社が生産から撤退する可能性もあるかもしれません(2017年3月13日)

でも、ベトナム自動車産業について取り上げています。ご参照いただければ幸いです。

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