ベトナム北部の日系企業で発生しているストライキの意味するところは?
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ベトナム北部の日系企業で発生しているストライキの意味するところは?
テト(旧正月)前後の物価の値上がり(今年はテトが過ぎても物価がほとんど下がっていないようです)、そして、2月末のガソリン代の値上げ、3月からの電気料金引き上げの影響もあるのでしょうか、ハノイ市やバクニン省の工業団地でベトナム人ワーカーが給料アップやボーナスや手当て増額を要求するストライキが少なからぬ数、発生しているようです。
ベトナムの日系企業で発生したストライキは、これまでは日本の報道機関にそれほど取り上げられなかったように思われますが、実はベトナムの物価上昇が激しかった2年ほど前、かなり多数の日系企業でストライキが発生していたようです(ベトナム北部の日系企業でのストライキ発生が多かったようです)。
今回のヤマハベトナムで発生したストライキはかなり大規模なもののようで、時事通信社が取り上げていました。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011030900139
ヤマハ発動機の当局者は8日、ベトナムの首都ハノイにある同社のオートバイ生産工場に勤務する従業員約3000人が賃上げなどを求めて、7日からストライキに突入したことを明らかにした。
記事本文は上記のように短いものですが、記事の内容そのものよりも、取り上げられることがそもそも少ないベトナムのストライキの存在を知らせるという意義はあるのではないでしょうか。
進出された企業は労働者不足やストライキに悩まされているところも少なくないと聞いております。個々の企業の対応の問題というよりは、遠からぬ将来「安い労働力を求めるだけのベトナム進出」は終わるという兆候なのかもしれません。
関連記事(2011年3月20日追記)
ベトナム人社員の賃金問題やストライキ対策で困っていらっしゃる、悩んでいらっしゃる在ベトナムの日本人駐在員の方々、もしかしたらですが、ハノイで駐在員をされている方によるエントリー、
http://blogs.yahoo.co.jp/vietnamhanoiguy/53523402.html
ワーカーの生活実態調査と労働組合の上手な利用法
がご参考になるかもしれません。
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