昨年から実施の新形式日本語能力試験問題の公表を強く望みます

 Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムハノイで翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。

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http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

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昨年から実施の新形式日本語能力試験問題の公表を強く望みます

 ベトナムハノイでも昨年12月に実施された日本語能力試験の結果が発表されているようです。昨年から試験形式が新しくなりましたが、例年と比較してベトナムの日本語学習者の合格率は低いようです。

 ベトナムでは新しい試験形式の日本語能力試験の情報がなかなか得られないことも合格率が下がった原因の1つではないでしょうか。

 2011年2月現在、試験を実施されている国際交流基金からは、

http://www.jlpt.jp/samples/forlearners.html

新しい日本語能力試験の問題例

というサンプル問題が提供されていますが、サンプルとして十分な量の問題数がない上に、昨年より実際に実施された試験問題は公表されていません。

 今後は試験を実施した機関が試験問題を公表しないというようなことも聞いております。当社/当センターは、従来通り、市販されることを強く要望しておりますが、現段階では実際の試験問題が公表されるかどうかさえも不明のようです。

 現状は、当社/当センターでは(でも?)けっして十分ではないサンプル問題、そして、インターネット上にある(不完全な)資料をやむをえず参考にするしかないようなお寒い状況です。昨年以降の日本語能力試験、試験問題が市販、公開等されない状況ですと、当社/当センターでは日本語能力試験対策コースの開講が難しくなるかもしれません。

 現在中国で日本語教育に関わっている当社/当センター日本人スタッフの知人は、「日本語能力試験の問題は公開するのが当然だと思う。そうしないと、日本語学校日本語教師に余計な負担をかけてしまう。また、変な業者が利益を上げる可能性も出てくるのではないか。早く改めてもらいたい」というご意見です。同感です。

 日本語能力試験の問題を非公開、非公表にする説得力を有する理由は存在しているのでしょうか。一昨年まで実施されていた旧形式の日本語能力試験では公開、市販されていたものを昨年より非公開、非公表にしているというのも不可解に思われます。日本語能力試験の問題を非公開、非公表にするための説得力を有する理由がほんとうに存在しているのかどうか疑問に思われます。

 新しい試験形式の日本語能力試験の問題が公開、公表されるようになれば、日本語学習者はもちろんのこと、日本語学校日本語教師日本語教育関連の書籍を出版されている出版社もメリットがあるのではないでしょうか。

 世界の様々な場所で日本語を学習していらっしゃる方々、日本語教育に関わっていらっしゃる方々のご意見やご感想をおうかがいできれば幸いです。

関連情報

 当社/当センターと同様なご見解をお持ちの方々がいらっしゃるようです。

http://blog.goo.ne.jp/yuki-poa/e/7d10a78681e7b3eb7c82120b6116e132

新しい日本語能力試験について一言

 ブラジルで日本語教師をされている方のエントリー。『過去問は是非公表してほしい』とのこと。

http://blogs.yahoo.co.jp/winjapn1789/16732343.html

能力試験難しくなった?

 中国の試験問題公開サイトへの感想に加え、『試験問題は公表を続けてほしい』とのご意見をお持ちのようです(エントリー中、当社/当センターとはかならずしも見解が一致しない箇所もあります)。

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

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http://www.anhsao.org
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