日本語能力試験直前対策 1級・2級 2009年

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日本語能力試験直前対策 1級・2級 2009年

 当社/当センターで作成した2009年日本語能力試験を受験される方向けの資料、「日本語能力試験の直前対策 1級・2級 2009年」を公開いたします。ベトナムで受験される方はもちろん、他国、他の地域で受験される方のご参考にもなるかと思います。

日本語能力試験の直前対策 1級・2級 2009年

# 試験の直前(1〜3ヶ月前)にすべきこと

○能力試験についてはいろいろな問題集が出ていますが、一番質が良くて傾向がよくわかるのは、過去に実際に出題された問題です。試験の直前には、その問題をやって感じをつかむことが大切です。まず、実際の試験と同じ形で、つまり、文字語彙、聴解、文法読解の順で、実際と同じ時間をかけて解いてみることをお勧めします。

○文字語彙、聴解は時間を気にしながら解く必要はあまりないかと思います。読解・文法、そして、その中のそれぞれの問題にどのくらい時間をかけるかが難しいと思います。

 2級でしたら、読解・文法の解答時間は70分ですので、文法は20分〜25分、読解は40分〜45分、残りの5分〜10分を見直しに使うのが時間配分としては理想的だと思います。

○実際の試験と同じ順番、同じ時間を使って過去の問題をやってみる目的は、実際の試験のときにどの問題にどのぐらい時間を使うか考えるためです。実際の試験で問題になるのは体力です。特にベトナムではすべての試験を午前中にしてしまいます。実際の試験の時に、最初の文字語彙で力を使い過ぎてしまって、最後の読解の時には何も考えられなくなって、実力を発揮できないということがときどき起きてしまいます。どこでどのくらい力を使うかを考えることはとても大切です。
(大学受験の際等に同じような経験をしているはずですから、最初に全力を使ってしまうことがよくないことだということはわかるはずです。)

○聴解の絵がある問題ですが、問題の絵すべてに前もって目を通しておき、問題中のそれぞれの絵の共通するところや異なるところをチェックしておくと、問題を解くときにとまどわなくてもすむと思います。

○聴解の絵のない問題はマークのしかたが特別なので注意してください。

○読解文法にどう時間を使うかについてはいろいろやってみてください。目安は、まず文法に20分〜25分、次に読解に40分〜45分でしょうか。文法を先にしているのは、文法はできる問題とできない問題の区別がしやすいからです。しかし、人によっては、または、疲れが気になる場合などは読解を先にということもあります。過去出された問題を何回かやってみて、自分に合っている方法を探してみてください。

○試験対策として、点数をあげるためにはできるだけ頭を使わないことも大切になります。特に「できない問題」、つまり、正しい答えがどれかが非常にわかりにくい問題、難しくて考えてもわかりそうもない問題には頭を使わないということです。

○問題を3つに分けて扱います。

1. 簡単な問題と考えればわかる問題。もちろんすぐ片付けます。
2. ちょっと難しそうだけれど考えればわかりそうな問題。やってみます。
3. 考えても大変な問題。放っておきます。時間があったら考えればいいでしょう。
もし時間がなかったら4択ですから適当に一つ選んでおきましょう。とにかくできる
だけ頭を使わないことが大切です。

○くりかえしますが、自分の頭の体力がどのくらいあるか把握するためにも、すべての問題を同じ時間でやってみることは重要です。

 いかがでしょうか。
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