ハノイVJCCで日本語教育セミナーが2週連続で行われました
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日本語教育セミナーが2週連続で行われました
ハノイVJCCで日本語教育セミナーが2週連続で行われました。
- 2009年3月7日、第20回ハノイ日本語教育セミナー、「IT日本語の教え方―アルクの新教材を中心に」
- 2009年3月15日、特別ハノイ日本語教育セミナー、1.「日本語教材としてのマンガの可能性 『ちびまる子ちゃん』を中心に―」、2.「映画版を使った教材の事例」
というものでした。
参加した当社/当センターの日本人スタッフの感想や意見です。
- 「IT日本語の教え方―アルクの新教材を中心に」のほうは、村上氏の教科書を読んでいない方を主な対象にされていたように思います。参加されている方々のことを考慮に入れるとそちらのほうがはるかに適切だったということは理解しているつもりですが、個人的にはもう少ししっかりとした内容、例えば、教科書のやや難しいところをワンポイント的にご説明されること等を期待していたもので、がっかりしました。所用が出きてしまい、休憩後は拝聴できませんでした。どうもすみません。
- 2009年3月15日、特別ハノイ日本語教育セミナー、マンガのほうですが、実際に役に立たせることができるかどうかは別としまして、お二方の講演とも興味深く拝聴させていただきました。杉本氏による対称詞の使われ方の分析、および、擬態語や擬音語の使われ方へのコメント、沼田氏の映画版『ちびまる子ちゃん』を活用した教材に感心させられました。
- マンガのシーンも映画版もだいたいは見ていて知っていたものでしたが、あらためてご紹介を受けても、積極的に教材として使用してみたいとは感じませんでした。当社/当センターの日本人スタッフが個人的に『ちびまる子ちゃん』をそれほど好きではない、それほどおもしろいとは思っていない、ということが大きく影響しているかもしれません。
- 沼田氏が作成された教材はよくできているのですが、残念ながら、VJCCの図書館でしか閲覧できないということのようです（メモにもとづいていますが、間違いでしたら、大変すみません。ご指摘よろしくお願いします。）。そうであれば、もったいないです。もう少し幅広く公開されるようでしたら、活用しようと考える日本語教育機関もあるのではないかと思います。
- 当社/当センターの日本人スタッフの意見とは大きく異なるものの、同じグループになってお話させていただいた国家外国語大学のベトナム人教師Tさんの意見や感想は興味深かったです。具体的にここではご紹介しませんが、Tさんはマンガを教材として取り上げることそのものに否定的なようでした。もしTさんのような意見を持っている方がご自分の意見を述べる場をつくることができたら、参加者の中からも多様な意見や感想が出て、もっとおもしろかったのではないでしょうか。
参考情報（2009年5月2日）
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20090315
2009-03-15
わかってる人のたこ焼き。
まあ、タイトルから想像して、行く前から乗り気ではなかったのですが、、、なんて言うかレベルの低い内容でした。「blog で書けよ！」って思うよな。
とのことです。
http://tasogarehanoi.seesaa.net/article/115736545.html
2009年03月16日
マンガについて
最初の講演は、マンガと日本語教育の関係から始まって、ちびまるこちゃんの社会言語学的分析にまでわたったかっちりしたお話でした。
その中でおもしろかったのが、ちびまるこちゃんの登場人物が友達どうしでもそれぞれたがいの呼び方が違うという話です。
とのことです。
- 村上氏のブログ
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