ベトナム人看護師養成プログラムのハノイでの日本語教育

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ベトナム人看護師養成プログラムのハノイでの日本語教育

 2009年3月2日の朝日新聞に、インドネシアからの看護師(候補)を取材したものと合わせた記事ですが、ベトナム出身の看護師のことが取り上げられていました。

http://www.asahi.com/health/news/TKY200903010139.html
看護の志、言葉の壁 でも「頑張ります」(2009年3月2日付)

 ベトナム関連のブログでは、

http://d.hatena.ne.jp/gozyuuon/20090303
日本で仕事しているベトナム出身の看護師が取り上げられていました

で取り上げられています。特に

ベトナム人看護師に日本で仕事を続けてもらうということをもっと積極的に考えてもいいのではないでしょうか(ただし、ご本人が希望すればですが)。

ということに関しては、大いに同感、同意します。

 ところで、当エントリーでは、日本語教育の多少専門的(かなりマニアック)な視点から「ベトナム人看護師養成プログラム」について補足してみたいと思います。

 記事中の「ベトナムでの日本語授業から支援していた団体」(現「AHPネットワーク協同組合・外国人看護師養成支援事業」のことでしょう)がハノイで行っていた日本語教育プログラムですが、現時点(2009年)からみても、様々な意味でハノイ、または、他の地域での日本語教育の参考になるような興味深い点を持っていたのではないか、と当社/当センターの日本人スタッフは考えています。

 具体的に言いますと、

  • 学習者のやる気の維持(動機付けの高さ)
  • 学習者の聞き取り能力、および、発音の良さ(ほぼすべての時間にわたって日本人教師が教えていたから、とも聞いていますが、それだけでは説明が十分ではないのでは?)
  • 日本語能力試験2級合格という具体的目標とそれ以外の技能のバランス(同プログラムで2級に合格した人は、もちろん人にもよるが、聞く能力、話す能力がかなり高いと思われる)
  • 日本に行ってからの日本語能力の伸び
  • 日本に行ってからの日本人の習慣や日本文化への適応能力

などが注目すべき特徴かと考えられます。

 今後、日本での外国人看護師の受け入れが進むのかどうかわかりませんが、看護師(や介護士)への日本語教育ということでしたら、ベトナム人看護師養成プログラムを再研究、再検討してみる価値は十分あるのではないでしょうか。

(個人的なことを申し上げますと、実は去年の秋まで当社/当センターで仕事をしてくれたベトナム人スタッフが上記のプログラムで日本語教育を受けた人でした。そういうことで、なおさら関心を持ってしまうのかもしれませんが、、。)

参考情報

http://www.ahp-net.org/kango.html
AHPネットワーク協同組合・外国人看護師養成支援事業

 正確には「ベトナム人看護師養成支援事業」と呼ばれているプログラムであるようです。

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