当社/当センターの日本における拠点設立準備のお知らせです

 Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムの首都ハノイベトナム北部で翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。

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http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

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当社/当センターの日本における拠点設立準備のお知らせです

 当社/当センターは、日本におけるベトナム関連、ベトナム語関連の市場環境の調査と日本での充実したサービス、サポート体制確立を行うために、拠点設立の準備を行う予定であり、2018年以内に東京都内に拠点を設立することを目標の1つとします。

 現時点(2018年4月の時点)では、主に下記のようなことを行うことを考えております。

  1. 当社/当センターがベトナムで行っている事業の1つである通訳者派遣サービスの日本における事業成立の可能性の有無を検討すること
  2. 日本人や日本語母語話者の方々向けの楽しく学習できるベトナム語学習クラスやレッスンの開講の準備
  3. ベトナム人(やベトナム語母語話者)向けのより効果的な日本語教育を行うための調査と日本語教育実施の準備
  4. 日本で介護職に就く予定や希望を持つ(ベトナム人を含む)外国人へのサポート事業やフォロー事業の準備
  5. 日本の日本語学校や専門学校、短大、大学に在籍するベトナム人私費留学生の実態調査と有効な支援方法の検討

 先々のことで不確実なことではありますが、遠からぬ将来、ベトナム企業の日本におけるビジネスサポート事業等を行うことも視野に入れております。

 申しわけありません、詳細に関しては現時点では詳しいことをお知らせする段階に至っておらず、未定の事柄も少なくないため、後日あらためてもう少し詳しいことをお知らせすることになるかと存じます。

 大変すみません、当エントリーでお知らせしている日本の拠点設立準備にともない、当社/当センターの日本人スタッフが日本とベトナムの間を行き来することになる可能性が高いのではないかと思われます。
 当社/当センターのサービスをベトナムで定期的にご利用いただいている顧客の方々には引き続き従来通り当社/当センターのサービスをご利用いただけますよう最大限努力いたします(が、もしかしたらスケジュールの調整のお願い等で多少ご不便をおかけしてしまうこともあるかもしれません。そのときは、大変申しわけありませんが、可能な範囲で、ご協力いただければ幸いです)

 何かございましたら、当社/当センターのEmailアドレス

Email:anhsaoinfo@gmail.com

まで、ご連絡いただければ幸いです。

 よろしくお願いいたします。

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

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日本語教師不足が原因で多人数の留学生を受け入れられなかった日本語学校のことが報じられました

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日本語教師不足が原因で多人数の留学生を受け入れられなかった日本語学校のことが報じられました

 今日(2018年4月13日)の朝日新聞(の東京版の?)の記事によると、東京都八王子市にある東京国際交流学院という日本語学校で今年(2018年)4月期留学予定だった留学希望者約520人に在留資格が交付されなかった、とのことのようです。
 記事によると、その日本語学校は(外国人留学生に日本語を教える)日本語教師が足りず、『法務省の告知基準ではこの規模の日本語学校では21人以上の専任講師が必要だが、学院は満たしていなかったという』とのことであり、そして、『告知基準は1クラスの人数を20人以下としているが、上回るケースが複数あったという』とのことのようです。
 朝日新聞の記事によると、『東京入管の広報担当者は「個別の事案は答えられない」と話す』とのことであり、また、『学院(当社/当センター注:日本語学校)は朝日新聞の取材に「(入管からの)指導を真摯に受け止め、改善適正化に全力で取り組んでおります」とコメントした』とのことのようです。
 すみません、もしかしたら見落としているかもしれませんが、当社/当センターが確認したところ、現時点(2018年4月13日の時点)では朝日新聞社のウェブサイトには掲載されていないようでした。

 共同通信の配信を受けたロイター通信のウェブサイトにも関連記事があるようです。下記のURLとなります。
https://jp.reuters.com/article/idJP2018041301001967
留学生520人が来日できず
 以下、記事を全文引用します。

留学生520人が来日できず

 日本語学校の東京国際交流学院(東京都八王子市)で教員が不足しているとして、東京入国管理局が、4月に入学予定だった留学生約520人の在留資格を認めなかったことが13日、学院への取材で分かった。入学予定者は本国で足止めされており、学院の広報担当者は「早期に受け入れられるよう改善に全力を尽くす」としている。
 学院によると、東京入管が1月に現地調査を実施し、教員不足で十分な教育ができないと判断。入学予定者への在留資格認定証明書を交付しなかった。証明書がないと、ビザを取得できないため、予定者が来日できない事態となっている。
 学院の学生の定員は約1200人。
共同通信

 実は、東日本大震災が発生した2011年に、東京都八王子市の東京国際交流学院の担当者の方がベトナムにいらっしゃって、当社/当センターの担当者がお会いしてお話させていただいたということがあります。その日本語学校はこれからベトナム人留学生を受け入れたいということのようであるにもかかわらず、ベトナム語のパンフレットや募集要項をご用意されていなかったようで、当社/当センターの担当者はベトナム語のパンフレットや募集要項をご用意いただけるようお願いしたように思っています。
 翌年(2012年)も担当者の方からご連絡、お問い合わせをいただいたのですが、当社/当センター側の都合が悪く、そのときはお会いできませんでした。それ以降、ご縁に恵まれず、メール等での連絡も途絶えてしまっていました。今日の報道を読んで、その当時のことも思い出しつつ、驚いてしまいました。

 当社/当センターのほうであらためて調べてみたところ、その日本語学校の関係者の方(々)が運営されているらしき
https://ameblo.jp/kumiai-tiec
東京国際交流学院労働組合のブログ
というブログが見つかり、学校の教職員の方々(の一部?)が団体交渉を行うことで学校の経営者側の方々に未払い残業代を支払うように求める等の要求をされているようであることを知り、そのことにも驚かされました。

 今回報道があった東京国際交流学院に関しては詳しいことを存じませんが、日本全国にある他の日本語学校でも、経営者や管理者の方々は労働基準法を遵守し(、または、遵守するよう最大限努力し)、教職員の方々の給料や待遇、職場環境を改善し続けていくことにより、教職員の方々が余裕と余力を持って学校関連業務にきちんと取り組めるようなシステム、仕組みをつくっていただければ、と思っています。

 当社/当センターは、以前のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20160422
「国際貧困ビジネス」としての日本の日本語学校経営に関する一考察
で述べているような日本の学校や大学の外国人私費留学生をめぐる国際貧困ビジネス問題は、外国人私費留学生の学習意欲や学習能力の低さと過度なアルバイト依存の問題に加えて、教職員の労働環境も大きな問題があることが多いのではないか、深刻な問題の2階建てなのではないか、と認識しています。

 今回報道された件とその後の一連の動きが報道された特定の日本語学校の改善に留まらず、日本各地にある多くの日本語学校の教職員の待遇と職場環境が良くなるためのきっかけの1つになることを願っています。

 よろしくお願いいたします。

追記(2018年4月17日)

 2018年4月16日、朝日新聞社のウェブサイトに

https://www.asahi.com/articles/ASL4C33XKL4CUTIL003.html
八王子の日本語学校、教員不足 留学生520人が足止め

という記事が掲載されたようです。

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当社/当センターの一部の教育・研修サービス一時休止のお知らせ

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当社/当センターの一部の教育・研修サービス一時休止のお知らせ

 大変すみません、当社/当センターは2007年から
1. ベトナムでの日本語教育事業、当社/当センターの日本語教育サービス
および、
2. 在ベトナム日系企業(と日本語での顧客対応が必要なベトナム企業)向けの日本語企業研修サービス
3. ベトナムにいらっしゃる日本人の方々向けのベトナム語教育サービス
を行ってまいりましたが、10年強の年月の経過によるベトナム(特にハノイ市)での日本語教育・企業研修サービスをめぐる事業環境の大きな変化、および、最近2、3年の当社/当センターのヒューマン・リソース不足もあり、当社/当センターとして自社/センターのサービスを今後は維持していくことがなかなか難しい状況となっているのではないかと判断しています。
 大変申しわけありませんが、当社/当センターはベトナムでの上記の3事業に関してしばらくの期間一時休止することにさせていただくこととします。よろしくお願い申し上げます。どうかご理解、ご了解いただければ幸いに存じます。
 既存の顧客の方々のサービスは昨年度(2017年度)まででいったん終了しており、昨年度(2017年度)に上記の3事業のサービスをご利用いただいた顧客の方々にご迷惑やご不便をおかけしているということはないのではないかと存じますが、何かございましたら、当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comまでお問い合わせ、ご連絡ください。

 当社/当センターのベトナムでの上記の3事業、日本語教育サービス、日本語企業研修サービス、ベトナム語教育サービスをこれまでご利用していただいた顧客の方々、様々な形でご支援いただいた方々、ほんとうにありがとうございました。

 なお、当社/当センターと他社/他センターがご提携・ご協力関係にもとづき現在行っている(、または、今後行う予定の)ベトナムでの日本語教育プロジェクトに関わる日本語教育サービス・アドバイス・情報ご提供事業、介護職を希望するベトナム人対象の日本語教育サービス事業や日本語教育コンサルティング事業は引き続き行ってまいります。あらためてよろしくお願い申し上げます。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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日本での介護職を希望するベトナム人留学生受け入れの際注意すべきことは?(その2)

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日本での介護職を希望するベトナム人留学生受け入れの際注意すべきことは?(その2)

1. 介護職を希望するベトナム人留学生(候補)受け入れ、日本の日本語学校や介護養成校の学費減免プログラムのメリットは?

 最近、日本の介護業界の方々、介護養成校の方々や日本語学校の方々、日本とベトナムの介護職ベトナム人養成プロジェクトに関わっていらっしゃる方々にお会いしてお話をお聞きする機会、Eメールやツイッターフェイスブック等を通じて情報交換や意見交換をさせていただくことが徐々に増えてまいりました。

 日本やベトナムで様々な立場の様々な方々からお話をお聞きしている中で、現時点(2018年2月中旬の時点)で、日本での介護職を希望するベトナム人を受け入れるために、日本の介護施設、または、介護関連事業を行う会社や団体が、介護職希望のベトナム人留学希望者、ベトナム人留学生が特定の介護施設で就職することを見込み、日本語学校と専門学校の学費を全額、または、一部負担する(ことを予定する)介護養成関連プロジェクトが相当数行われている(行われる)ようです。ほとんどの場合、その留学生の雇用を見込む特定の介護施設やその介護施設の関連会社・関連団体が学費を負担している(負担する)ようです。

 現時点で、当社/当センターのほうでは、そのような学費減免型の日越介護職ベトナム人養成プロジェクトは、次に挙げるようなメリットがあるのではないかと判断しています。

 日本での介護職就職を希望する多くのベトナム人留学希望者、多くのベトナム人留学生にとって相当大きな負担になるであると思われる経済的負担を減らすことができるため、介護職を希望するベトナム人には相当大きなメリットがあるのではないかと思われます。また、日本の介護施設にとっても相応の費用や期間、労力はかかるものの介護の専門知識を持つベトナム人をそれなり以上の高確率で雇用することができる(可能性がある)というメリットがあるように考えられます。日本の介護養成校や日本語学校にとっても、外国人留学生を受け入れることで学校経営を安定させることができ、かつ、それほど無理がない形でそれなり以上(、あるいは、そこそこ以上)の学習意欲や学習能力を有する留学生を受け入れることができるというメリットがあるのではないかと考えられます。

2. 介護職を希望するベトナム人留学生(候補)受け入れ、日本の日本語学校や介護養成校の学費減免プログラム、うまくいかなかった場合は?

 上記に挙げたようなメリットがあり、「もしうまくいけば、三方良しである」という一見すると相当(?それなりに?)魅力的なプロジェクトではないかと思われるのですが、日本とベトナムの介護職ベトナム人養成プロジェクトに関わっていらっしゃる方々は、予定通りに事が運ばなかった場合、うまくいかなかった場合のことをどのぐらいご想定されているのでしょうか。

 一例ですが、学費を減免されたベトナム人留学生が在学中に就職先や進学先を介護職以外の仕事に変更したというようなケースに対してはどうご対応されるのでしょうか。もう一例は、学費を減免されたベトナム人留学生がその学費を負担した介護施設に就職したものの比較的短期間で転職、離職して他の(より良い待遇や給料を約束する)介護施設で職を得るというようなケースもあり得るのではないかと思われますが、どのようにご対応されるのでしょうか。
 ( ご参考までに、上記のようなケースは、ベトナム人留学生に限られるわけではなく、他国の介護職希望の留学生受け入れに関しても、よく考えておかなければならないのではないかと存じます。)

 現時点で当社/当センターが知り得た範囲では、日本の介護施設関係者の方々や介護関連事業を行う会社や団体の方々で日越介護職養成プロジェクトに関わられている少なからぬ方々が、日本に来てから数年後に学業半ばで意思や志望を変更した外国人留学生、または、短期間に転職や離職をした介護職の外国人がいた場合に、負担した学費等の返還を求めることを考えられているようです。しかしながら、そのようなお考えは正しいのでしょうか、日本の法律で認められるのでしょうか。

 現時点で当社/当センターが知っている範囲でも、ベトナムではそのあたりのことをよく考えられていない(ようである)日本側の要請でベトナム側が介護職の留学希望者を募集し日本語教育がスタートしているところや介護職を希望するベトナム人が留学生として実際に来日しているところが複数あるようで、当社/当センターのほうでは、日本側ではベトナム人留学生が意思変更した場合等に学費等の返還を要求することを安易に想定されている(ようである)ようで、そのことが後々になって大きなトラブルや事件になるのではないか、と懸念しています。

3. 介護職を希望する外国人人留学生(候補)受け入れ、日本の日本語学校や介護養成校の学費減免プログラム、費用返還を迫るのは訴訟に負けるリスクを負うことになるのでは?

 当社/当センターも詳しいことを把握しているわけではありませんが、そのような問題に関して、朝日新聞の下記の記事
https://www.asahi.com/articles/ASK984DS2K98UBQU00W.html
看護師「お礼奉公」、2審も学費返還不要の判決
で取り上げられている日本人の看護師へのお礼奉公の是非を問う判例が参考になるのではないかと考えています。

 上記の記事によると、『病院を運営する法人から看護学校の学費を貸し付けてもらう代わりに、その病院で一定期間働く「お礼奉公」の内容の是非をめぐる控訴審判決が6日、広島高裁であった。生野考司裁判長は「約束の勤務期間を守らず退職した看護師は学費の返還義務がある」とした病院側の訴えを棄却した』とあり、労働基準法14条と労働基準法16条に反していることが指摘されています。また、『「病院側の規定が実質的には経済的足止め策として退職の自由を不当に制限するものだったといわざるを得ない」と結論づけた』ということも指摘されているようです。

 その判例から考えますに、日本では学費の返還を強要すること等はたとえ外国人留学生(ベトナム人留学生を含みます)であっても(日本人と同様に)職業選択の自由や退職の自由を不当に制限するものと解釈される可能性が高いのではないかと思っております。日越介護職養成プロジェクトに関わられている方々、いかがお考えでしょうか。

 当社/当センターは日本の介護施設が介護職希望のベトナム人留学生の日本語学校と介護の専門学校の学費を全額負担するプロジェクト関係者の方々とご面識があり、1年に数回情報交換、意見交換をさせていただいているのですが、そのプロジェクトでベトナム人留学生が在学中に就職先を介護職以外の仕事に変更した場合や介護と無関係の専攻の大学や専門学校に進学した場合、学費を負担した介護施設に就職したものの短期間で転職した等の場合にどうなるのかはわかりかねておりますし、日本側の関係者の方々もその問題に関しては口が重いようです。

 現時点で、当社/当センターは、そのような場合は、当人の意向を尊重しないわけにはいかず、その結果として、学費を負担した介護施設や団体の関係者の方々、介護養成校の関係者の方々はおもしろくない思いをされるのではないだろうか、と推測しています。

 前述のように、日本の介護施設関係者の方々や介護関連事業を行う会社や団体の方々で日越介護職養成プロジェクトに関わられている少なからぬ方々が、日本に来てから数年後に学業半ばで意志変更した外国人留学生、または、離職した介護職の外国人がいた場合に、負担した学費等の返還を求めることを考えられているようですが、現時点で、当社/当センターは、上述の判例にあるように、介護施設側や介護関連事業を行う会社・団体側が負担した学費等の返還を迫った場合、訴訟を起こしたとしても負ける可能性が相当高いのではないかと思っておりますし、外国人留学生や外国人スタッフから逆に学費の返還が違法だという訴訟を起こされて敗訴する可能性もけっして低くないのではないかと判断しております。

4. 介護職を希望する外国人人留学生(候補)受け入れ、日本の日本語学校や介護養成校の学費減免プログラム、成功させるためにはきちんと地道にやっていくしかないのでは?

 介護職を希望する外国人人留学生(候補)受け入れで日本の日本語学校や介護養成校の学費減免プログラムを行うにせよ行わないにせよ、結局、うまく軌道に乗せて成功させるためには、きちんと地道にやるべきことをやっていくしかないのではないか、と思われます。

 より具体的には、日本語学校や介護養成校の学費を負担した、奨学金を付与した外国人留学生や外国人スタッフに長期間主体的に働いてもらえるように、多少費用や手間はかかったとしても、ベトナム(や現地)でのベトナム語(や現地の受け入れ国、地域の母語)による説明と周知を十分に行いきちんと日本語学習の基礎ができていることを見定めてから受け入れること、日本でも説明責任を果たししっかりとした教育を行うこと(時と場合により、留学生の出身国、出身地域の言語による翻訳文書配布を行い説明すること、通訳者が介在するミーティングを行い質疑応答に応じること等も必要ではないかと存じます)、日本の介護施設の受け入れ環境を整備して良好な待遇、給料で雇用すること、3点に最善を尽くされるほうがよいのではないかと考えています。

 そのことに加え、現在日本の介護施設で介護職に従事されている日本人の方々や介護福祉士(候補)の外国人の方々により良い待遇や給料を保障し職場環境を良好な状態に改善していく取り組みを行う等のことも重要なのではないでしょうか。

 当エントリーをお読みいただいている方々、いかがでしょうか。


 大変すみません、当エントリーは、当社/当センターが2018年2月中旬の時点までに収集した情報にもとづき、まとめています。もしかしたら日本の介護業界の関係者の方々、介護養成校関係者の方々からすれば、苦々しく思われる点があるかもしれませんが、もしそのようにお感じになられたということでしたら、大変申しわけありません。

 当エントリーをお読みいただいてご指摘やご意見、ご質問等ございましたら、当社/当センターのほうまでお問い合わせ、ご連絡いただけないでしょうか。
お問い合わせ、ご連絡は、当社/当センターのEmailアドレス:anhsaoinfo@gmail.comまでお願いいたします。

 当エントリーが、日本で介護職に就くことを希望するベトナム人留学生の受け入れを行っている方々、今後受け入れようとお考えになっている方々、日本の介護業界の関係者の方々、学校関係者の方々のご参考になれば、幸いに存じます。

 よろしくお願い申し上げます。

関連情報

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20170418
日本での介護職を希望するベトナム人留学生受け入れの際注意すべきことは?

http://www.anhsao.org/AnhSaoNozomi_KaigonoNihongo.html
日本で介護職に就くことを希望するベトナム人留学生(候補)、介護職のベトナム人技能実習生への日本語サポート、関連サポート

https://www.asahi.com/articles/ASK984DS2K98UBQU00W.html
看護師「お礼奉公」、2審も学費返還不要の判決

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2018年旧正月(テト)休みのお知らせ

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2018年旧正月(テト)休みのお知らせ

 ご不便とご迷惑をおかけして大変申しわけありません、2018年の旧正月(テト)にともない、ベトナム人スタッフは2月14日から2月25日まで、日本人スタッフは2月10日から2月24日までお休みを取らせていただきます。旧正月(テト)休み時のご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comまでよろしくお願いいたします。

 現在、当社/当センターの日本人スタッフ、ベトナム人スタッフは外出していることも多く、オフィスの電話のほうにご連絡いただいても不在の場合もございます。大変申しわけありませんが、当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへご連絡いただけますようお願い申し上げます。

 ご不便をおかけして申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。

 ご参考までに、2018年の旧正月(テト)の元日は2月16日のようです。ベトナムの公的機関や企業は2月11日(か14日)あたりから2月25日ぐらいまでお休みのところが多いようです。ベトナムでのビジネスや観光のご予定がある方々、お気をつけてください。

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ベトナムの春雨(miến)麺料理の特徴/当社/当センター近くの汁無し春雨麺のお店のご紹介

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ベトナムの春雨(miến)麺料理の特徴/当社/当センター近くの春雨麺のお店のご紹介

ベトナムの"miến"(ミエン)という麺に関して

 ベトナムでは"miến"(ミエン)という緑豆やイモ類を原料とする日本でいう春雨に相当する麺があります。日本の春雨と製法も味もそれほど大きく違わないように思われるのですが、ショウガ目カンナ科の"dong riềng"という植物の塊根部分(、それでなければ、根茎部分?)を原料とするものが、ベトナムでは"miến"の原料の相当な割合を占めているようです。

 ベトナム料理の"miến"(ミエン)は、日本料理や他の国、地域のように、スープや炒め物の中に入れた春雨の食感を楽しむという食べ方以外に、フォーやブン(断面が丸い米麺)のように麺料理のレパートリーの1つとしてもよく食べられているようです。麺料理としては、スープの中に入れる、和える(スープ無し、汁無し)、炒める、という3種類の方法で調理されているようで、ベトナム語では、それぞれ"nước"、"trộn"、"xào"と呼ばれています。

 麺料理の"miến"(ミエン)といっしょに食べる食材は鶏肉やタウナギカニ、揚げ魚、バリケンという鳥の肉が多いようで、特にハノイベトナム北部はミエン、または、ブンにタウナギか揚げ魚を組み合わせて出す麺料理店が多いように思われます。ハノイ旧市街のHàng Da市場前、Hàng Điếu通りには、"Miến lươn"(タウナギのミエン)や"súp lươn"(タウナギのスープ)で以前から在住日本人にも有名なお店があります。なかなかおいしいのですが、残念なことに、サービスはあまりよくないお店のようでもあり、当社/当センターの日本人スタッフも以前はよく行っていたものの、最近はあまり行かなくなってしまいました。

当社/当センター近くの"miến"(ミエン)料理のお店のご紹介

 当エントリーでは、当社/当センターからそれほど遠からぬところにあるCầu Giấy区Cầu Giấy通りにある麺料理店をご紹介したいと思います。

 下記のURLがそれぞれお店のFacebookベトナムのお店紹介サイト"Foody"のお店紹介ページです。

https://www.facebook.com/pages/B%C3%BAn-Mi%E1%BA%BFn-Ngan-101-C%E1%BA%A7u-Gi%E1%BA%A5y/361570700589823

https://www.foody.vn/ha-noi/bun-mien-ngan-cau-giay

 注文のしかたですが、ミエン、または、ブンの2種類のどちらかの麺を選び、スープ(汁)有り、スープ(汁)無し、のどちらかを選択します。上記のお店はバリケンという引き締まった鳥の肉を麺といっしょに食べるお店となっています。スープ(汁)の麺もおいしいのですが、当社/当センターの日本人スタッフのおすすめはミエンのスープ(汁)無し(ベトナム語では"Miến ngan trộn"、または、"Miến trộn ngan"です)です。ベトナムの食文化にご関心やご興味をお持ちの方々には特においしく味わっていただけるのではないかと思っています。

 わざわざ遠方からいらっしゃるほどの価値があるかどうかはわかりませんが、ハノイにご在住、ご滞在され(てい)る方々はお近くにいらっしゃった際にでも立ち寄ってみてください。なお、上記のお店はお店の都合で営業していないこと等があるようですので、いらっしゃる前にお店が営業しているかどうか確認されてからいらっしゃったほうがよいかもしれません。

お店情報:
店名: Bún Miến Ngan 101 Cầu Giấy
住所: 101 Cầu Giấy, Cầu Giấy, Hà Nội
電話番号: 01299006266 (←上記のお店のFacebookより)
営業時間: 06:30 - 14:00, 16:00 - 22:30 (←上記のFoodyのページより)

 よろしくお願いいたします。

お店の様子等を写真でご紹介

 当社/当センター日本人スタッフが撮影した写真でお店の様子等をご紹介します。

写真1 お店の入り口
 お店の入り口は狭いですが、奥行きはあります。ただし、それほど広いお店というわけではありません。

写真2 ミエンのスープ(汁)無し("Miến ngan trộn")
 汁無しのミエンに小鉢のスープがついています。

写真3 ミエンのスープ(汁)無し("Miến ngan trộn")
 スープ(汁)無しのミエンはかきまぜてから食べます。写真はかきまぜたものです。このお店のミエンのスープ(汁)無しはやや甘めの味付けではないかと思います。

写真4 お休みのお知らせが掲げてあるお店
 お店のお休みのお知らせです。(昨年年末の)12月27日から29日はお休み、と書かれています。そのようなこともあるようですので、お店に立ち寄られる前に営業中かどうかお確かめください。

写真5 "Dong"という植物を原料とするミエン(miến)
"Dong riềng"という植物を原料とするミエン(miến)は、ベトナム北部の名産、特産のようです。写真はベトナム北西部のSơn La省のもののようです。

関連情報

https://www.foodnk.com/tim-hieu-ve-mien.html
Tìm hiểu về Miến
 ミエンの原料や製法に関して説明しているベトナム語のページです。

https://vi.wikipedia.org/wiki/H%E1%BB%8D_Dong_ri%E1%BB%81ng
Họ Dong riềng
 Wikipediaベトナム語版の"Dong riềng"の解説ページです。

http://www.book-stack.com/browsing/chikuken68_08t.pdf
日本で発行されている畜産の研究誌の一部のようです。上記のPDFファイルの7ページと8ページにベトナムの家畜についての解説があり、その中でバリケンに関しての記述もあります。

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ハノイ市で開催されているベトナム物産展の様子をご紹介します

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です。よろしくお願いいたします。

ハノイ市で開催されているベトナム物産展の様子をご紹介します

 ごあいさつが大変遅くなってしまいすみません、明けましておめでとうございます。2018年もよろしくお願いいたします。当社/当センターのブログ、以前のエントリーの繰り返しになりますが、ベトナムでお正月といえば旧正月ベトナム語で"Tết"(「テト」)と呼ばれています)であり、今年(2018年)のお正月は1月1日が月曜日で、ほとんどの公的機関や企業は土曜日から月曜日まで3連休であったものの、(一部の場所を除いて)ハノイではお正月らしい雰囲気はあまり感じられませんでした。

 ベトナムの大きな都市ではベトナムの様々な物産、名物を紹介する物産展が様々なところで開催されているようで、特にベトナム北部の大都市であるハノイではお正月であるテト前のこの時期に比較的よく開催されているようです。

 2018年1月初旬にCầu Giấy区のCầu Giấy公園という公園の一画で開催されていた地方物産展の様子を、当社/当センタースタッフが撮影した写真でお伝えしたいと思っています。





















( 大変すみません、取り急ぎ、写真だけになってしまい、説明不足で申しわけありません。後日、あらためて写真のキャプションを追記する予定です。よろしくお願いいたします。)
 

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 今後とも当社/当センターをよろしくお願いいたします。