ベトナムと周辺諸国の投資環境比較
Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムのハノイで翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。
当社/当センターのホームページは
http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター
です。よろしくお願いいたします。
ベトナムと周辺諸国の投資環境比較
最近、日本からベトナムに投資環境の視察に来られる方々が増加しているようです。当社/当センターでは、ベトナム視察にいらっしゃる方々のために、市場調査やアテンド、通訳業務を行っております。
今年のテト(旧正月)前、中国、タイに工場を持っている企業関係者の方々のお手伝いをさせていただいたのですが、サービスや物品の値段が中国、タイとそれほど変わらないこと、一部のサービスや物品は中国やタイのほうがむしろ安いことを実感されて大変驚かれていました。
今年は特に物価の上昇率が例年と比較しても高いようで、旧正月後も物価の上昇が続いています。例えば、食料品は去年の同時期(2010年6月)と比べて、20%から30%の上昇率であると言われているようです。今年の夏以降、視察に来られるお客様はもっと驚かれることになるかもしれません。
近年、ベトナム、特にベトナム北部、ハノイ周辺の物価上昇の勢いは激しいものがあります。ベトナムへの投資環境も10数年前とは大きく異なっているように思われます。
今回のエントリーでは、ベトナムの投資環境を考慮するときご参考になる資料をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
ベトナムと周辺諸国の投資環境比較のための参考資料
1.「ベトナムの投資環境」(PDFファイル)
最初は、国際協力銀行(JBIC)による「ベトナムの投資環境」です。ベトナム向け投資をはじめて検討されている企業の方々を対象にベトナムの投資環境をまとめたものとのことです。リンク先ですが、PDFファイルです。
2.「東南アジア移行経済の経済政策と経済構造:ミャンマーとベトナムの比較研究」
2番目は、アジア経済研究所による「東南アジア移行経済の経済政策と経済構造:ミャンマーとベトナムの比較研究」です。ベトナムとミャンマー(ビルマ)の経済を比較分析した研究報告書とのことです。リンク先はHTMLですが、本文はPDFファイルです。
3番目は、「ベトナム・ハノイ便りFrom Hanoi in Vietnam」(ベトナム、ハノイで駐在員をされている方のようです)による「ベトナムとインドの投資環境比較」で、ベトナムとインドの投資環境を比較したエントリーです。そのような視点でベトナムとインドをとらえたことが今までほとんどなかったということもあり、参考になりました。
言語環境に関しては、インドは英語でコミュニケーション可能なようですが、ベトナムはベトナム語である(英語や日本語で十分なコミュニケーションがとれるベトナム人がそれほど多くない)、ということも付記しておきます。
最後に、ベトナムではありませんが、パナソニックインド社長へのインタビュー記事をご紹介させていただきます。韓国勢に攻勢かける、パナソニックの戦略という記事です。『インドの家電市場は、LGやサムソンといった韓国勢先行と言われたマーケット』と冒頭にありますが、上記の引用箇所、インドをベトナムに置き換えてもほぼそのまま成り立つように思われます。
ご参考までに、現在、ベトナムでSAMSUNGやLGに攻勢をかけている電機メーカーとしては、東芝、日立、シャープの3社が特に目立っているという印象を(当社/当センター日本人スタッフは)持っております。
ベトナムへの投資を考えられている方々にとって、今回のエントリーが何らかのご参考になれば幸いです。
繰り返しになりますが、当社/当センターは、ベトナム視察にいらっしゃる方々のために、市場調査やアテンド、通訳業務を行っておりますので、何かありましたら、お気軽にご連絡、お問い合わせください。
当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください
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今後とも当社/当センターをよろしくお願いいたします。