2009年日本語教師研修第2回目でした
Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムのハノイで翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。
当社/当センターのホームページは
http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター
です。よろしくお願いいたします。
2009年日本語教師研修第2回目でした
2008年に続き、今年(2009年)も、当社/当センターでは日本語教師として教える予定のスタッフ、日本語教師のために研修を実施しています。
今日の午前中、当社/当センターにおいて、2009年日本語教師研修の第2回目を行いました。
日本語教師研修第1回の様子は
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20090704
2009年日本語教師研修第1回目でした
をご参照ください。
今日の午前中、当社/当センターにおいて、2008年日本語教師研修の第2回目を行いました。
第2回目はベトナム人講師の担当です。ハノイ国家大学外国語大学の講師の方にお願いしました。
研修受講者へ質問を織り交ぜながらも、今回はどちらかというと説明中心で進みます。講師は実践的な日本語教育のポイントを手際よく解説しています。、、
具体的な内容としては、次のようなことを学びました。
- 教え方の基本(第1回で学んだことの確認、および、講師の方のコメント)
- 絵カードの使い方、文字カードの使い方
- 漢字の教え方
2009年日本語教師研修第2回目 講師や受講生からのコメント
講師や受講生からのコメントには、次のようなものがありました。
- 日本語学習者がわかって覚えて使えるようになるために教師はどのようなことをすればよいのかということだが、大学の日本語専攻学部/学科の学生(、または、日本語専攻学部/学科の卒業生)と日本語センターに通う一般的な学習者とでは、学習意欲に大きな違いがあると考えたほうがよい(現実的である)。
- 日本語センターで教える場合、学習者が予習/復習の時間を十分取れない(可能性がある)ことに配慮しなければならないだろう。仕事の合間や通勤帰りに日本語センターで勉強する学習者は日々の仕事や生活の忙しさのため、時間をつくるのが難しいかもしれない。また、学習の時間が十分あるにもかかわらずそれほど熱心でない学習者もいるだろう。
- 絵カードを上手に使うと、授業を楽しくすすめることができる。
- 絵カードは新しいことばを導入するときだけでなく、新しい文型を導入するとき、練習をするときにも使うことができる(受講生の模擬練習の後、講師が見本を示す)。
- ひらがなやカタカナを勉強して間もないときには、文字のカードは学習者が字を読むための練習にもなる。
- 文字カードは動詞の活用を教えるときに有効。
- カードの上手な持ち方。
- 漢字の教え方、教えるべき項目。
- (ベトナム人学習者に)漢字を教えるときの主な項目としては、次に挙げるものがある。
- 漢字そのもの
- 漢越語ではどのような語に相当するか
- 意味
- 書き順
- 音読み
- 訓読み
- その漢字を使う例
- その漢字に対する注意点(もしあれば)
- 漢字をおぼえてもらうための方法。
- 漢字を教えるときに気をつけなければいけないこと(漢字を教えるときは大きい字で板書すること、等)。
- 漢字の法則、日本の漢字とベトナム語(中の漢越語)の比較。
最後の「漢字の法則、日本の漢字とベトナム語(中の漢越語)の比較」は、とてもおもしろくためになる内容だったのですが、当社/当センターのスタッフがメモをきちんと取りきれなかったため、当エントリーでご紹介ができません。大変申しわけありません。機会がありましたら、後日補足したいと思っています。
講師の方、どうもありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
参考情報
2008年の日本語教師社内研修の様子は
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20080719
2008年日本語教師社内研修第1回目でした
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20080725
2008年日本語教師社内研修第2回目のご報告
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20080802
2008年日本語教師社内研修第3回目のご報告
をご参照ください。
当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください
当社/当センターのホームページは
http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター
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ご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへよろしくお願いいたします。
今後とも当社/当センターをよろしくお願いいたします。