当社/当センターの日本留学事業、サービス内容変更のお知らせです

 Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムの首都ハノイベトナム北部で翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。

 当社/当センターのホームページは

http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

です。よろしくお願いいたします。

当社/当センターの日本留学事業、サービス内容変更のお知らせです

 大変すみません、当社/当センターのウェブサイトの

http://anhsao.org/AnhSaoNozomi_Nihonryuugaku.html
ベトナムでの日本留学関連事業

にありますように、当社/当センターは日本留学事業のサービス内容を変更いたしました。上記のページにも掲載されておりますが、経緯を申し上げますと、下記の通りとなります(以下、上記ページからの引用となります)。

 最近数年間、特に2011年に発生した東日本大震災以降に顕著な傾向なのですが、日本国内の相当数の日本語学校が、ベトナム人留学生、ネパール人留学生を多人数受け入れるようになっているようです。そのような日本語学校の多くは、両国の留学生を多人受け入れてはいるのですが、ベトナム人留学生、ネパール人留学生に対する日本語教育や生活サポート、進路指導等が十分にできていない状況であるようです。当社/当センターのブログ、エントリーでも述べているように、ある意味確信犯的、意図して「国際貧困ビジネス」的な学校経営・運営を行っている学校、教育機関も少なからずあるようであり、また、学校経営上やむを得ず多人数のベトナム人留学生、ネパール人留学生を受け入れている学校、教育機関も一定数以上あるようです。

 ベトナム人留学生、ネパール人留学生を多人数受け入れる(、または、多人数受け入れていた)学校には、多くの既存校が含まれており(一部ですが、日本語学校業界内で老舗の学校として比較的評判が高かったところまでもが含まれているようです)、また、最近2、3年に新設された学校も含まれているようです。日本の多数の日本語学校が加盟している日振協(正式名は「一般財団法人日本語教育振興協会」)という団体、JaLSA(正式名は「一般社団法人全国日本語学校連合」)という団体があるようですが、それらの団体の加盟校(認定校?)の中にも、ベトナム人留学生、ネパール人留学生を多人数受け入れる(、または、多人数受け入れていた)学校が数多く存在しているようです。

 ベトナムからの私費日本留学に関して言わせていただくならば、それらの日本語学校が安易な形で募集を行い、留学資金も学習意欲も十分ではない留学生までをも受け入れているようであることが、ベトナム人留学生による万引き事件や窃盗事件の多発等の問題を引き起こしている重大な要因の1つになっているのではないか、と思っております。

  そのようなことが起きてしまう背景には、ベトナムの日本留学事情にお詳しい堀江学氏がご自身のFacebookの投稿で数年前(2012年)にご指摘されているように、

 日本の日本語学校は海外における留学生リクルートの専門家のように思えるかも知れませんが、実態としては、現地の学校を訪問したり、契約を結んだ現地の日本語学校から学生を推薦してもらったり、また、エージェントとの契約で留学生を受け入れているところがほとんどです。海外に個々に拠点を設けるのは、人件費や事務所経費等を考えれば、どうしても経済的に成り立ちにくいからなのだと考えます。
日本の国際教育交流を元気にするために何ができるか? (7)留学エージェントは活用すべきもの

ということがあるように考えられます。

 他の国や地域での外国人留学生の募集、受け入れはそれほど詳しいことまで把握しているわけではありませんが、ベトナムに関しては、多人数のベトナム人留学生を受け入れている日本語学校がきちんとした理念に基づき適切な形で募集や受け入れを行われているとは到底言い難い状況であり、ほとんどの日本語学校ベトナムでは留学生募集、受け入れのプロフェッショナルに成り得ていない、と言えるのではないでしょうか。

 もっとも、多人数の留学生を確保するということだけを評価するならば、ベトナムで(も)多くの日本語学校リクルート、募集活動が「実績を上げている」、「結果を出している」と言えなくもなく、実際に留学資金も学習意欲も十分ではない多人数のベトナム人留学生を日本語学校教育機関が受け入れることまでをも是認されている(ようである)日本語学校関係者の方々、日本語学校業界関連業者の方々もいらっしゃるようですが、留学生の適正な受け入れという視点から考えますに、本来あるべき日本語学校教育機関の理念や本分から著しく逸脱しているのではないでしょうか。

 当社/当センターは、ベトナムで(細々とではありますが)きちんとまじめに正直に日本留学事業を行ってきた会社/センターとして、上記のような事態を大変残念に思っており、(細々とではありますが)きちんとまじめに日本留学サポートを続けてきたことで得られたノウハウや情報を、日本国内の日本語学校日本語教育機関のサポートという形で活用させていただくことで、多少なりとも手助け、貢献させていただきたいと思い、当社/当センターのベトナム現地サポートサービスとしてご提供させていただくこととしました。よろしくお願い申し上げます。 

 何かございましたら、当社/当センターの日本留学関連事業のEmailアドレス:
Email:DuhocNhatbanNozomi@gmail.com
までまでお問い合わせ、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。

恐れ入りますが、サービス内容の詳細、具体的内容につきましては、当社/当センターのウェブサイトの

http://anhsao.org/AnhSaoNozomi_Nihonryuugaku.html
ベトナムでの日本留学関連事業

をご覧いただけますようお願い申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

お詫び(2016年5月16日)

 大変申しわけありません、当社/当センターの日本留学関連事業ご案内ページ、ページ中の何か所かにメールアドレスを追加したところ、当社/当センターのウェブサイト管理人が設定していた迷惑メール防止機能(?)に引っかかってしまっているようで、メールアドレスの前後の一部の表示が見にくくなっている、または、一部の文面が表示されないなどの不具合が発生しております。当社/当センターのウェブサイト管理人に表示に不具合が起きないように修正、改善を依頼しておりますが、修正、改善に時間がかかるかもしれません。ご不便をおかけしてしまい大変すみませんが、ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。なお、不具合が解消され次第、当お詫びは削除する予定です。よろしくお願い申し上げます。

関連情報

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20150422
「国際貧困ビジネス」としての日本の日本語学校経営に関する一考察

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20150509
2015年、最近のベトナムからの日本留学の状況

http://duhocnozomi.blogspot.jp/2016/01/hieu-truong-nhat-ngu-tinh-fukuoka-bi-bat.html
Nhà kinh doanh và hiệu trưởng trường tiếng Nhật ở tỉnh Fukuoka bị bắt/福岡県にある日本語学校の会長、経営者が逮捕されたようです

http://repository.seinan-gu.ac.jp/bitstream/handle/123456789/1093/glis-n9-p79-112-iwa.pdf
日本語学校におけるネパール人学生の様相とその諸問題(PDFファイル)
 大変すみません、当社/当センターは、ネパールからの私費日本留学の現状をそれほど詳しく把握しているわけではありません。岩切朋彦さんという日本語教師の方が書かれた福岡県の日本語学校に在籍するネパール人留学生を取り巻く状況と問題点のレポートは大変参考になりました。

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

 当社/当センターのホームページは

http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

です。

 ご連絡は当社/当センターの日本留学関連事業のEmailアドレス:
Email:DuhocNhatbanNozomi@gmail.com
までまでお問い合わせ、ご連絡ください。または、当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへご連絡いただいてもけっこうです。

 今後とも当社/当センターをよろしくお願いいたします。