ベトナム人の犬の肉、猫の肉を食べるという食習慣について

 Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムの首都ハノイベトナム北部で翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。

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ベトナム人の犬の肉、猫の肉を食べるという食習慣について

 ベトナム人、特にベトナム北部出身のベトナム人は、犬の肉、猫の肉を食べるという食習慣があります(もちろん、ベトナム人でも、犬の肉、猫の肉を食べない人もいます)

 ハノイ市人民委員会が「文明化され近代化された首都」のイメージにふさわしくない犬肉食の習慣をやめさせるかどうか議論を行っているようで、そのこととベトナム人の犬肉、猫肉の食習慣を取り上げた英文記事がBBCニュースのウェブサイトに掲載されました。下記の記事です。

https://www.bbc.com/news/world-asia-45492907
Vietnamese capital Hanoi asks people not to eat dog meat

 上記の記事によると、ハノイには犬の肉、猫の肉を扱う店が1000軒超あるとのことのようです。

 同記事はBBCニュースベトナム語版にも掲載されています(ベトナム語の記事には英語の記事では取り上げられていないことも補足されているようです)。

https://www.bbc.com/vietnamese/vietnam-45493284
Hà Nội muốn dân ngừng ăn thịt chó

 また、日本語のメディアでは、共同通信社AFPBB Newsハノイ市当局がハノイ市民に犬肉食をやめさせようと検討しているということで取り上げているようです。

https://this.kiji.is/412498315323737185
ベトナム「犬や猫を食べないで」 ハノイ市当局が市民に要請

http://www.afpbb.com/articles/-/3189412
越首都ハノイ市当局、市民に犬肉食をやめるよう呼び掛け 猫肉も

 先にも述べたように、ベトナムベトナム北部を中心に犬の肉や猫の肉を食べる食習慣があります。要確認情報ですが、当社/当センター関係者が知っている犬肉猫肉食事情に通じたベトナム人の方々によると、犬の肉はベトナム北部一帯やベトナム北部出身者が集まる地域でよく食べられている一方で、猫の肉は特にハイズオン省、ハイフォン市、クアンニン省で盛んに食べられているとのことのようです。

 現時点で当社/当センターが把握している範囲では、ベトナムに比較的長期ご滞在、ご在住されている日本人の方々の間では、「ペットとして飼っている犬や猫のことを思い出すと、かわいそうだと思ってしまい、目をそむけてしまう。食べるなんてとんでもない」というようなご感想や「犬の肉や猫の肉を食べるのは野蛮である」というご意見をお持ちの方々がいらっしゃるようである一方で、「犬や猫を食べる食文化を一方的に野蛮だと断じるのはいかがなものか、重要なのは自分たちが持つ文化と異なる文化に対して理解し敬意を払うことではないか」というご見解をお持ちの方々もいらっしゃるようです。少数派ですが、ご自身で犬の肉や猫の肉を食べられて、「犬肉食や猫肉食にハマってしまった」とおっしゃっている方々もいらっしゃるようです。


 ところで、先日、NPO法人神戸定住外国人支援センター(KFC)で理事長をされている金宣吉氏という方へのインタビュー記事を読みました(実に重い内容ですが、当エントリーをお読みいただいている方々にも一読をおすすめします)NPO法人神戸定住外国人支援センター(KFC)は、1995年1月中旬に発生した阪神・淡路大震災後、1980年代に難民として来日し神戸に住んでいたベトナム人が南駒栄公園という児童公園でテントを張って避難生活をおくっていたのを支援していたグループを源流の一つとするNPOのようです。下記の記事です。

https://www.refugee.or.jp/fukuzatsu/hirokimochizuki03
少数者の隠れた声に寄り添う。“多数者のぬるま湯”に抗い続けた男が「移民の支援センター」をつくった理由

 上記のインタビュー記事に、金氏の『、、学生と話していたときに「多文化共生、多様性を尊重する、全ての個性を尊重するって言うけれど、あなたの隣人がカースト制度の中を生きていて、誰かに凄まじい仕打ちをしていてもそれを受け入れられるの?」と聞いたことがあります。、、』というご発言が紹介されています。

 仮定の話になりますが、遠からぬ将来、日本に長期滞在、在住するベトナム人が現在の数倍、十数倍の規模になり、日本に犬の肉、猫の肉を食べる食習慣も持ち込むようになったら、日本人と文化摩擦が起こるかもしれません。そのとき、犬の肉、猫の肉を食べる食習慣を持つ(一部の)ベトナム人にどのように向き合えばよいのでしょうか。前記のカースト制度の中に生きている外国人カースト制度の中で生きている外国人ということなので、インド人が想定されているのでしょうか?)のケースほど苛烈ではありませんが、相当深刻な文化摩擦やトラブルを引き起こす可能性はあるかもしれません。もっとも、かつては日本でも体を温めるために犬の肉を食べるという食習慣がある地方も実際に存在していたようですので、地方によっては多人数のベトナム人が在住すること等がきっかけで犬の肉を食べるという食習慣が復活するというところも出てくるのかもしれません。 

 当エントリーをお読みいただいているみなさまは、犬の肉、猫の肉を食べるという食習慣についてどのように考えたらよいと思われますか。

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介護の技能実習生送り出し、ベトナム政府もベトナムの送り出し機関も消極的

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介護の技能実習生送り出し、ベトナム政府もベトナムの送り出し機関も消極的

 今日(2018年8月28日)の朝日新聞(東京版?)の1面と2面に、介護の技能実習生に関する特集記事が掲載されています。1面に掲載されている記事には「介護に実習生 日本語力どこまで 第1号の中国人2号就労」という小見出しが付けられ、2面に掲載されている記事には「介護人材確保日本前のめり 実習生の日本語能力条件緩く」という小見出しが付けられ、中国やベトナムなど送り出し国の事情も比較的詳しく取り上げられています。介護職の外国人受け入れにご関心、ご興味をお持ちの方々にとって興味深く読むことができる記事なのではないかと思われます。

 今日の特集記事には様々な重要な情報が盛り込まれているように思われるのですが、当社/当センターが特に注目すべきだと感じたことは、ベトナム政府も省庁関係者の方々も日本への介護の技能実習生送り出しに消極的な発言をされている(ようである)ということです。

 記事によると、『「トラブルが多くなるので、介護分野で実習生を受け入れるのは勧めない」。5月、労働・傷病兵・社会問題省を訪れた日本の大手受け入れ団体は、ダオ・ゴック・ズン大臣から釘を刺されたという。』ということがあったようであり、その背景の1つにベトナム側には「日本語能力試験でN3(か相応のレベルの日本語試験)に合格していない外国人技能実習生は入国後1年以内に日本語能力試験でN3(か相応のレベルの日本語試験)に合格すること」という条件が厳しいことが挙げられています。それに続き、『同省(当社/当センター注:ベトナムの労働・傷病兵・社会問題省)の担当者は「日本に行っても1年で帰国となると、社会問題になる」と語った。』ということも付け加えられています。

 その他の重要な点としては、朝日新聞の記事では、ドイツのベトナムからの看護系人材、介護系人材にも触れられていて、受け入れるための提言も行われています。その箇所を引用します。

 ベトナムのクアンチュン専門学校は、移民受け入れに積極的なドイツにも介護・看護人材を出す。「ドイツは相当の語学能力が必要で要件も厳しい」(副校長)が、最低賃金が当たり前の日本の技能実習生と違い、30万円超の給料が期待でき、住づづけることも可能で人気だという。
 低賃金の単純労働では良い人材は集まらない。目先の人材確保に走るのではなく、人材育成の仕組みを整える必要がある。

 当社/当センターは朝日新聞の記事の上記の箇所に賛成で、実は、当社/当センターのほうでも、これまでお会いした日本の介護業界関係者の方々や日本の技能実習生監理団体の関係者の方々に、介護の技能実習生に関しては各都道府県の最低賃金での受け入れは難しく、月給ベースでいうなら最低賃金で算出した月給より3万円以上は高い給料を出すことが前提でないと受け入れるのは困難ではないだろうか、と申し上げています。
 ちなみに、記事によると、

 外国人技能実習機構によると、介護の実習生として受け入れが認定されたのは10日(当社/当センター注:2018年8月10日時点かと思われます)時点で178人になった。

とのことで、当社/当センターが思っていたよりずっと少ないということがわかり、参考になりました。

 介護職の外国人受け入れにご関心、ご興味をお持ちの方々、今日(2018年8月28日)の朝日新聞の記事をぜひお読みになってください。当エントリーでは取り上げる余裕がありませんでしたが、中国からの介護の技能実習生受け入れについても触れられています。

 よろしくお願いいたします。

関連情報

https://www.asahi.com/articles/DA3S13653570.html
介護に実習生、日本語力どこまで 第1号の中国人2人、就労

https://www.asahi.com/articles/DA3S13653552.html
介護人材確保、日本前のめり 実習生の日本語能力、条件緩く

 以下、当社/当センターのブログ、ウェブサイト中の関連情報をご紹介させていただきます。

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20170429/
ベトナムから日本への介護職ベトナム人技能実習生受け入れの難しさ1

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20171025
とてもわかりにくい日本の介護職の技能実習生受け入れ制度

 当社/当センターのブログ、エントリーです。介護職のベトナム人技能実習生受け入れのときに大きな課題、問題になりそうなことをまとめてあります。

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20170418/
日本での介護職を希望するベトナム人留学生受け入れの際注意すべきことは?

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20180212
日本での介護職を希望するベトナム人留学生受け入れの際注意すべきことは?(その2)

 当社/当センターのブログ、エントリーです。介護職のベトナム人留学生受け入れのときに注意したほうがよいと思われる点をまとめています。

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20170925/
2017年9月下旬時点の日本で介護職に就くことを希望するベトナム人へのサポート、フォロー事業の現状報告です

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20170620/
日本で介護職に就くことを希望するベトナム人のサポート、フォローを行う準備をしています

http://www.anhsao.org/AnhSaoNozomi_KaigonoNihongo.html
日本で介護職に就くことを希望するベトナム人留学生(候補)、介護職のベトナム人技能実習生への日本語サポート、関連サポート

 当社/当センターのサービスご提供のご案内です。大変すみません、2018年になってからあまり更新しておりませんが、適宜情報をアップデートし、具体的な状況等もお伝えしたいと思っています。

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

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 ご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへよろしくお願いいたします。

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首都圏でのベトナム人私費留学生の相談に対応する任意団体設立、当面、延期のお知らせです

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首都圏のベトナム人私費留学生の相談に対応する任意団体設立、当面、延期のお知らせです

 大変すみません、当社/当センターのブログ、下記エントリー

http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20180616
首都圏のベトナム人私費留学生の相談に対応する任意団体設立準備のお知らせです

で、

 当社/当センターは、日本の首都圏、おそらく東京都区内か東京近郊で、ベトナム人の留学生と日本人の有志の交流を促進し、留学生の抱えている学業の問題や様々な問題や悩みの相談にのる任意団体、クラブの設立に関わる予定で、準備を進めていることをお知らせしたいと思います。

ということをお知らせしたかと存じます。

 約2か月間の短い期間ではありますが、当社/当センターの関係者(とご賛同いただいた方々で時間をさいていただいた方々)が、限られた時間とリソースで可能なかぎり、様々な方々にご相談することや各所にお問い合わせすること等で、リストアップした様々な事項を検討してきました。しかし、実際の運営や活動では相当大きな困難が予測され、それに加え、現時点(2018年8月中旬の時点)では運営資金獲得も見通しが不透明で活動資金面でも厳しいであろうということが判明しましたので、当面の期間、上記のプロジェクトに関する企画や運営を延期することにします。

 数年前から東京都23区をはじめとする首都圏の各所では、レストランやチェーンの飲食店、居酒屋、コンビニエンスストア、宅配便の配送センターなどで多くのベトナム人私費留学生がアルバイトしているのが日常風景となってきていることから容易にご推察いただけるかと思われますが、東日本大震災以降、首都圏に在住するベトナム人私費留学生は顕著な形で急増しています。そのような状況で、ベトナム人私費留学生の日本語の勉強面や進学問題、就職問題のサポートやフォロー(当社/当センターが把握しているかぎりでは、日本語教育や専門的な教育がしっかりとしていて面倒見が良い日本語学校や専門学校、大学に在籍し一生懸命がんばっていて良い就職先を見つけられる意欲的なベトナム人留学生もいるようですが、その一方で、基礎的な日本語能力に大きな問題を抱えているベトナム人留学生、進学や就職に躓いてしまうベトナム人留学生も相当な人数にのぼるだろうと考えられます)、アルバイト先とのトラブルや学校とのトラブル、生活上の悩みや問題などに関して、私費留学生がトラブルや問題に巻き込まれた際の第三者(的な団体や機関)によるトラブル対応や問題解決は必要度が高いのではないかと思われ、実際に当社/当センターが予備調査的に調べた範囲でも、ある一定数以上の各種相談や問題解決が見込めるのではないかと予測しています。

 そのようなことを行うことで、相談ができなくて困っているであろうベトナム人私費留学生のお役に立てることでしょうし、ベトナム人私費留学生の周囲にいて何らかの関わりを持つ日本人の方々のお手伝いや情報ご提供もできるでしょうし、場合によってはアドバイザー的役割も果たすこともできるかもしれません。そして、もしある程度長期間広範な相談対応や問題解決が可能な体制がつくれれば、近い将来相当多くのベトナム人(この箇所でいうベトナム人には、私費留学生を含む様々な在留資格、ビザで日本に長期滞在、在住するベトナム人を指すこととします)を新たに受け入れることになるかもしれない日本社会にとっても有意義な取り組みの1つになるのかもしれない、と思っています。

 そのようにベトナム人の私費留学生のサポート、フォローに留まらない意義があると思い、また、当社/当センターの日本人担当者も、賛同者の方々も、あきらめているわけではないのですが、上述の理由に加え、現実的な理由として(当社/当センターの日本人担当者も他の事業に関わっていること等もあり)リソース不足や人員不足に悩まされているというのが実際のところで、そのような状況で良い形のアウトプット、一定の結果を生み出すのは容易ではないだろうと思い、しばらくの期間、首都圏のベトナム人私費留学生の相談に対応する任意団体設立と運営に関する企画や活動を見合わせることとし、ある程度条件が整った良い時期に再開したいと考え、その旨、当エントリーでお知らせすることとしました。

 当社/当センターのブログをお読みいただいているベトナム人私費留学生にご関心、ご興味をお持ちの方々、特に当社/当センターの首都圏のベトナム人私費留学生の相談に対応する任意団体設立・運営にご賛同いただいている方々、どうかご理解、ご了解いただければ幸いです。

 よろしくお願いいたします。

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

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首都圏のベトナム人私費留学生の相談に対応する任意団体設立準備のお知らせです

 Anh Sao Co.,ltd(アンサオ)/のぞみ日本語センターです。ベトナムハノイで翻訳・通訳、コンサルティング・リサーチ、教育・研修等のサービスをご提供しています。

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首都圏のベトナム人私費留学生の相談に対応する任意団体設立準備のお知らせです

 日本は各地で梅雨入りし雨がちな天気が続いているようであり、ベトナムハノイベトナム北部では蒸し暑い日々が続いているようですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 当社/当センターは、日本の首都圏、おそらく東京都区内か東京近郊で、ベトナム人の留学生と日本人の有志の交流を促進し、留学生の抱えている学業の問題や様々な問題や悩みの相談にのる任意団体、クラブの設立に関わる予定で、準備を進めていることをお知らせしたいと思います。

 概要は下記の通りです。

〇任意団体、クラブ(以下、「当会」と略すものとします)の名称(暫定)

名称(暫定):ベトナム人私費留学生&日本人有志サポートクラブ@東京

〇任意団体、クラブ(当会)の目的(暫定)

 東京都や東京都の近隣の県に在住、長期滞在しているベトナム人(現・元)私費留学生の方々とベトナムの文化、ビジネスやベトナム人のことに興味、関心をお持ちの日本人、日本語母語話者有志の方々との交流を深めるために、

1. ソーシャル・ネットワーク・サービス等を利用した不特定多数のベトナム人(現・元)私費留学生への各種情報の提供

2. ソーシャル・ネットワーク・サービス等を利用したベトナム人留学生やベトナム事情に関する日本語ニュースの紹介と情報整理

3. ベトナム人(現・元)私費留学生の方々の日本語コミュニケーション能力向上につながるイベントや勉強会の企画、実施

4. ベトナム人私費留学生の学業や生活、進路相談の相談、アルバイトに関する相談、その他のトラブルの相談への対応や情報提供、アドバイス

5. 日本人、日本語母語話者でベトナム語学習者の方々のベトナム語コミュニケーション能力向上につながるイベントや勉強会の企画、実施

6. 各種交流活動の企画と実施(当初は、比較的簡単にできそうなベトナム料理店の食べ歩きやベトナム・カフェでの交流会等を検討しています)

7. その他、当会に参加する一部の希望者による文化交流やスポーツ交流、料理教室等のイベント(当会は告知のみ行います)

というような活動を行うものとします。

 参加、交流されるベトナム人の方々にとって有益な、そして、参加、交流される日本人の方々にとっては有意義なものとなることを願っています。

# 当会は、できるかぎり楽しく、そして、(重要なポイントは押さえるものの)適度に緩く、有意義に、という方針で、やっていきたいと思っています。ただし、もしかしたらときには深刻な相談に対応をしなければならないときもあるかもしれないので、かならずしもいつも楽しいというわけではないかもしれません。

〇交流イベント、交流活動の活動予定地域

A. 東京都新宿区の大久保〜新大久保〜高田馬場周辺のエリア
B. 東京都23区の城南地区(品川区・世田谷区・目黒区・大田区、等)
C. 神奈川県川崎市、川崎駅周辺
D. 神奈川県横浜市横浜駅周辺

というようなところを検討しています。すみません、詳しいことや具体的な活動場所は未定です。

〇参加費用・活動費用・活動形態

 申しわけありません、スタートからしばらくの期間、当会は原則としてボランティア・ベースで行うものとし、参加、交流される方々の自己負担、割り勘でのお付き合いを行う、という形でのスタートを想定しています。

 当社/当センターの日本人スタッフが(業務や生活等に支障が出ずに、無理なくできる範囲で)暫定的に世話役兼事務担当者を務めさせていただくことになります(が、もし可能なようでしたら、折を見て、よりふさわしい方々や適任の方々にお願いすることになるかもしれません。)

 その他のこととして、当社/当センターが保有している日本語教育関連の書籍やベトナム語の教科書等(の一部)を当会に寄贈し、活用していただくことを考えています。

〇禁止事項
  • 日本の法律に違反する行為、および、政治的な活動、宗教の布教、ネットワーク商法、ヘイトスピーチ、ヘイト行為は、禁じるものとします。
  • ベトナム人留学生の学校や大学で出された日本語の宿題を教えることや宿題の代筆、日本語能力試験対策等は行いません。
  • 上記に挙げた目的や禁止事項に反する発言、行動をされた方々には参加、交流をご遠慮いただくことがあります。


 当エントリーをお読みいただいている方々でご存知の方々もいらっしゃることかと存じますが、ベトナム人私費留学生の日本滞在生活に関連する情報を掲載しているウェブサイトやベトナム人のための日本ショッピング情報や日本の旅行情報等、ベトナム人と日本人の交流を推進する団体はすでに少なからず存在、活動しているようです。

 その一方で、現時点(2018年6月の時点)で当社/当センターが知り得た範囲では、日本各地、特にベトナム人私費留学生が最も多いと思われる東京都や東京都の近隣の県で、ベトナム人私費留学生の学業や生活、アルバイト、トラブル等に関する相談への対応や情報提供、アドバイスを行っている第三者機関や第三者的な立場の団体、個人の方々はほとんど存在しない、あまりいらっしゃらないようだ、と把握しています。そのようなこともあり、ベトナム事情、特にベトナムの私費留学の現状と問題点を比較的よく知っている当社/当センターの関係者が関わる意義があるものと思い、当エントリーでそのような任意団体、クラブを設立する準備を行っていることをお知らせすることとしました。現時点(2018年6月の時点)で当社/当センターが調べたかぎりでは、東京都や東京の近隣の県で、ベトナム人私費留学生を対象に当会のような活動を行っている第三者機関や第三者的な団体は存在していないようですので、もしかしたら首都圏でベトナム人私費留学生の相談に対応しサポートを専門的に行う初めての団体ということになるのかもしれません。

 大変申しわけありません、少なからぬ未決定事項があるため、詳細に関しては後日あらためて当社/当センターのブログ等でお知らせしたいと思っています。

 よろしくお願いいたします。


 なお、当エントリーに記載した事項で、後日、修正、変更される可能性があるものもございます。ご理解、ご了解いただけますようお願い申し上げます。


 当社/当センターのブログやツイッターをお読みいただいている方々はよくご存じのことかと思われますが、当社/当センターはベトナムでの日本留学関連事業を休止しています。ご興味、ご関心をお持ちの方々は、
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20170228
当社/当センターのベトナムでの日本留学関連事業、一時休止のお知らせです
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20160422
「国際貧困ビジネス」としての日本の日本語学校経営に関する一考察
のエントリー等をご覧いただければ幸いです。

 よろしくお願いいたします。

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当社/当センターの2018年4月下旬・5月上旬のお休みのお知らせ

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当社/当センターの2018年4月下旬・5月上旬のお休みのお知らせ

 もうすぐベトナムでも日本でも連休を迎えるようですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 数年前のエントリー昨年のエントリー等でも簡単にご紹介したことがありますが、ベトナムでは4月30日がベトナム南部解放記念日(Ngày Giải Phóng Miền Nam)、5月1日がメーデー(Ngày Quốc Tế Lao Động)で祝日となります。日本でも4月29日(昭和の日)、5月3日(憲法記念日)・5月4日(みどりの日)・5月5日(こどもの日)が祝日となります。
 ご不便とご迷惑をおかけして大変申しわけありません、ベトナムの祝日にともない、2017年の4月28日から5月1日まで、ベトナム人スタッフ、日本人スタッフともにお休みを取らせていただきます。

 恐れ入りますが、当社/当センターのお休みのときのご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへよろしくお願いいたします。

 みなさまが良い休日をお過ごしになられますようお祈り申し上げます。

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当社/当センターの日本における拠点設立準備のお知らせです

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当社/当センターの日本における拠点設立準備のお知らせです

 当社/当センターは、日本におけるベトナム関連、ベトナム語関連の市場環境の調査と日本での充実したサービス、サポート体制確立を行うために、拠点設立の準備を行う予定であり、2018年以内に東京都内に拠点を設立することを目標の1つとします。

 現時点(2018年4月の時点)では、主に下記のようなことを行うことを考えております。

  1. 当社/当センターがベトナムで行っている事業の1つである通訳者派遣サービスの日本における事業成立の可能性の有無を検討すること
  2. 日本人や日本語母語話者の方々向けの楽しく学習できるベトナム語学習クラスやレッスンの開講の準備
  3. ベトナム人(やベトナム語母語話者)向けのより効果的な日本語教育を行うための調査と日本語教育実施の準備
  4. 日本で介護職に就く予定や希望を持つ(ベトナム人を含む)外国人へのサポート事業やフォロー事業の準備
  5. 日本の日本語学校や専門学校、短大、大学に在籍するベトナム人私費留学生の実態調査と有効な支援方法の検討

 先々のことで不確実なことではありますが、遠からぬ将来、ベトナム企業の日本におけるビジネスサポート事業等を行うことも視野に入れております。

 申しわけありません、詳細に関しては現時点では詳しいことをお知らせする段階に至っておらず、未定の事柄も少なくないため、後日あらためてもう少し詳しいことをお知らせすることになるかと存じます。

 大変すみません、当エントリーでお知らせしている日本の拠点設立準備にともない、当社/当センターの日本人スタッフが日本とベトナムの間を行き来することになる可能性が高いのではないかと思われます。
 当社/当センターのサービスをベトナムで定期的にご利用いただいている顧客の方々には引き続き従来通り当社/当センターのサービスをご利用いただけますよう最大限努力いたします(が、もしかしたらスケジュールの調整のお願い等で多少ご不便をおかけしてしまうこともあるかもしれません。そのときは、大変申しわけありませんが、可能な範囲で、ご協力いただければ幸いです)

 何かございましたら、当社/当センターのEmailアドレス

Email:anhsaoinfo@gmail.com

まで、ご連絡いただければ幸いです。

 よろしくお願いいたします。

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日本語教師不足が原因で多人数の留学生を受け入れられなかった日本語学校のことが報じられました

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日本語教師不足が原因で多人数の留学生を受け入れられなかった日本語学校のことが報じられました

 今日(2018年4月13日)の朝日新聞(の東京版の?)の記事によると、東京都八王子市にある東京国際交流学院という日本語学校で今年(2018年)4月期留学予定だった留学希望者約520人に在留資格が交付されなかった、とのことのようです。
 記事によると、その日本語学校は(外国人留学生に日本語を教える)日本語教師が足りず、『法務省の告知基準ではこの規模の日本語学校では21人以上の専任講師が必要だが、学院は満たしていなかったという』とのことであり、そして、『告知基準は1クラスの人数を20人以下としているが、上回るケースが複数あったという』とのことのようです。
 朝日新聞の記事によると、『東京入管の広報担当者は「個別の事案は答えられない」と話す』とのことであり、また、『学院(当社/当センター注:日本語学校)は朝日新聞の取材に「(入管からの)指導を真摯に受け止め、改善適正化に全力で取り組んでおります」とコメントした』とのことのようです。
 すみません、もしかしたら見落としているかもしれませんが、当社/当センターが確認したところ、現時点(2018年4月13日の時点)では朝日新聞社のウェブサイトには掲載されていないようでした。

 共同通信の配信を受けたロイター通信のウェブサイトにも関連記事があるようです。下記のURLとなります。
https://jp.reuters.com/article/idJP2018041301001967
留学生520人が来日できず
 以下、記事を全文引用します。

留学生520人が来日できず

 日本語学校の東京国際交流学院(東京都八王子市)で教員が不足しているとして、東京入国管理局が、4月に入学予定だった留学生約520人の在留資格を認めなかったことが13日、学院への取材で分かった。入学予定者は本国で足止めされており、学院の広報担当者は「早期に受け入れられるよう改善に全力を尽くす」としている。
 学院によると、東京入管が1月に現地調査を実施し、教員不足で十分な教育ができないと判断。入学予定者への在留資格認定証明書を交付しなかった。証明書がないと、ビザを取得できないため、予定者が来日できない事態となっている。
 学院の学生の定員は約1200人。
共同通信

 実は、東日本大震災が発生した2011年に、東京都八王子市の東京国際交流学院の担当者の方がベトナムにいらっしゃって、当社/当センターの担当者がお会いしてお話させていただいたということがあります。その日本語学校はこれからベトナム人留学生を受け入れたいということのようであるにもかかわらず、ベトナム語のパンフレットや募集要項をご用意されていなかったようで、当社/当センターの担当者はベトナム語のパンフレットや募集要項をご用意いただけるようお願いしたように思っています。
 翌年(2012年)も担当者の方からご連絡、お問い合わせをいただいたのですが、当社/当センター側の都合が悪く、そのときはお会いできませんでした。それ以降、ご縁に恵まれず、メール等での連絡も途絶えてしまっていました。今日の報道を読んで、その当時のことも思い出しつつ、驚いてしまいました。

 当社/当センターのほうであらためて調べてみたところ、その日本語学校の関係者の方(々)が運営されているらしき
https://ameblo.jp/kumiai-tiec
東京国際交流学院労働組合のブログ
というブログが見つかり、学校の教職員の方々(の一部?)が団体交渉を行うことで学校の経営者側の方々に未払い残業代を支払うように求める等の要求をされているようであることを知り、そのことにも驚かされました。

 今回報道があった東京国際交流学院に関しては詳しいことを存じませんが、日本全国にある他の日本語学校でも、経営者や管理者の方々は労働基準法を遵守し(、または、遵守するよう最大限努力し)、教職員の方々の給料や待遇、職場環境を改善し続けていくことにより、教職員の方々が余裕と余力を持って学校関連業務にきちんと取り組めるようなシステム、仕組みをつくっていただければ、と思っています。

 当社/当センターは、以前のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/anhsao/20160422
「国際貧困ビジネス」としての日本の日本語学校経営に関する一考察
で述べているような日本の学校や大学の外国人私費留学生をめぐる国際貧困ビジネス問題は、外国人私費留学生の学習意欲や学習能力の低さと過度なアルバイト依存の問題に加えて、教職員の労働環境も大きな問題があることが多いのではないか、深刻な問題の2階建てなのではないか、と認識しています。

 今回報道された件とその後の一連の動きが報道された特定の日本語学校の改善に留まらず、日本各地にある多くの日本語学校の教職員の待遇と職場環境が良くなるためのきっかけの1つになることを願っています。

 よろしくお願いいたします。

追記(2018年4月17日)

 2018年4月16日、朝日新聞社のウェブサイトに

https://www.asahi.com/articles/ASL4C33XKL4CUTIL003.html
八王子の日本語学校、教員不足 留学生520人が足止め

という記事が掲載されたようです。

当社/当センターまでお気軽にご連絡、お問い合わせください

 当社/当センターのホームページは

http://www.anhsao.org
アンサオ人材開発会社(Anh Sao co.,ltd)/のぞみ日本語センター

です。

 ご連絡は当社/当センターのEmail:anhsaoinfo@gmail.comへよろしくお願いいたします。

 今後とも当社/当センターをよろしくお願いいたします。